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依存症の対応

玄関で酔いつぶれた人を部屋まで運んで寝かせる。
会社に行けない本人の代わりに言い訳の電話をかける。
酔って迷惑をかけた相手に謝る。

……いずれも家族は仕方なく後始末しているのですが、本人にとっては自分の問題を家族が代わって解決してくれるため
「まだなんとかなる。大丈夫だ」と感じてしまいます。

このように、結果として病気を進行させてしまう行動を「イネイブリング」と呼びます。
悪循環から抜け出すためには、周囲がイネイブリングをやめて
「本人の問題を手放す」
「本人の責任を本人に返す」
ことが必要です。

https://www.a-h-c.jp/article/4972

依存症の人が失敗して相談に来る。
しかし、本人のためを思うからこそ、尻ぬぐいはしない。
本人がとった行動の責任は本人にとっていただく。

依存症の対応の基本を知らないと冷たいように思ってしまうが、
「あえてしない」ことが大切。

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