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村上春樹さんがアンデルセン文学賞を受賞し、その授賞式のスピーチが今月号のMONKEYに掲載されているという。

気にはなっていたけれど、買うかどうか迷っていた。

今朝、実家で読売新聞を読んでいたら、(読売新聞を読むのは月に一度、実家に帰った時だけである。つまりほとんど読まない。)MONKEYを紹介した小さな記事があった。

アンデルセンの「影」という物語を元に、人間の影についてそのスピーチは語っているという。

「影」である。

アンデルセンの「影」という物語は、とても恐ろしく、暗い話だそうだ。

僕はすぐさま、MONKEYとアンデルセンの「影」をアマゾンで買った。

すると今朝注文した本が、今(夕方)届いた。
(アマゾン恐るべし)

迷わず、村上さんのスピーチを読む。

影をないものとしてはいけない。
向き合わなければ、アンデルセンの物語のように「影」に取り込まれてしまうだろう。
影は、個人にも国にも社会にもある。
光があるところには影がある。
影と共生していくことを辛抱強く学ばなければいけない。

そんな内容だった。

僕の影とはなんだろう。
僕は僕の影と向き合うことができるだろか。

アンデルセンの「影」はまだ読んでいない。

怖いけれど、時間をかけて読んでみようと思う。

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