人生初の田植え
今日は、人生初の田植えをしてきました。
僕が生まれ育った環境は田んぼだらけの町でした。
中学校への通学は田んぼの道を30分くらい歩いて行っていました。
冬になると、田んぼを斜めに横切れるので25分くらいになった覚えがあります。
春になると水が張られ、苗が植えられます。
その風景はとても美しいものでした。
苗がどんどん伸び、秋には黄金色に色づきます。
今思えば、なんと豊かな景色だったのかと思います。
中学の時はなんとも思わなかったですけれど。
そんな僕が人生初の田植えです。
裸足になって、ジーパンをまくりあげ、田んぼに入ります。
水の中のどろが足の指の間をにゅるりと通る感触。
なんとも気持ちがいいものでした。
今日は総勢100名以上の方が参加して、縦長の田んぼに一列に並びます。
そこにロープが張られます。
そのロープには一定間隔に印がついていて、それを目印に苗を植え、一歩後ろに下がります。
すると、そのロープをずらして張り直してくれるので、また目の前の目印に苗を差すという流れ。
よくできたシステムです。
苗床の苗から2、3本抜き、土にずぶりと指します。
全く持って簡単です。
最初のうちは娘と一緒にやったのですが、娘も簡単にこなしていました。
途中から娘は疲れたと言うので、妻と一緒に田んぼから出てしまいましたが、僕は最後までやり抜きました。
100人いても全てを植え終わるまでに2時間かかりました。
2時間どろの中に立ちっぱなしは、結構足にきましたね。
どろに裸足で入るという体験はなかなかできるものではありません。
なんか足が喜んでいるような気がしました。
秋に収穫できるのが楽しみです。
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