背中で語るってあながち間違いじゃない

チーズ×鶏肉×ニンニク×芋=シュクメルリ

投稿2日目、今日も書けたことにまずは一安心。
最近は仕事へのモチベーションも復活してそれなりに忙しいのと、いつも通りお酒を飲んでちょっと酔っているので眠い。

ちなみに今日の夕飯は松屋で復刻したシュクメルリ定食だったが、カロリー爆弾なのにセットのサラダを店員が入れ忘れた(松屋のメニューで最もサラダが必要とされると思う)という一幕があり、家で温めたら部屋中がニンニク臭となり、正直少し後悔している。しかも期待し過ぎていたからか味は普通だった。
今日は松屋で料理を待っている時に考えた話。

youtuberを営業目線で浅く語ると

僕はyoutubeが好きである。昔はPVとか好きな映画の予告映像とか観ていたのだけど、去年の春くらいからyoutuberのヒカルをよく観ている。
どれくらい好きかと言われると、彼が運営しているReZARDというブランドの服や靴を複数買うくらいには好きである。ちなみに村上隆コラボのTシャツが当選したことは、2020年の中で結構嬉しい出来事だった。

どんなところが好きかと問われると難しいけれど、金を使ったパフォーマンスは素直に面白いし、いつか自分が富豪になったらやりたかった夢が間近で見れたりとか、色々ある。
でも大きいのはyoutubeをはじめとした活動全般について、非常に合理的であることである。

youtubeでもよく話しているし、それこそ最近やっていたドキュメンタリーでも話していたが、彼は自身の強みと弱みをよく理解し、周囲を巻き込むことに長け、多くの行動の中で、高確率で自身の強みが最大化されるような環境とタイミングを引き当てている。結果、誰もが納得する実績が積み上がっていく。

僕は新卒からずっと営業職である。彼も元トップセールスマンであるが、見ていればトップだったことが素直に納得できる。
理由を端的に言うことは難しいのだが、営業をやっていると「コイツは絶対に売れる」という人間が何となく分かる。人間的に好きか嫌いかは別として、売れる人間は売れるのである。

営業とはつまるところファンづくりだと僕は思う。
大手でも中小でも圧倒的なトップ営業となる人は、自分自身のファンである太客を大体持っている。
そんな顧客を見つけるために必要なのが、自分の強みと、強みが最大化される領域を理解しており、その中で最大限に行動する。
言葉ではシンプルだが、これが非常に難しい。
もちろん、自分はそんなことができたことは一度もない。笑

そして一見シンプルなこのプロセスを通じて、実績が積み上がっていくことが非常に重要だということが、今日書きたいことである。

カリスマとか影響力とか

プロセスも非常に重要だし、評価されるべきだと思う。ただ管理職になった頃から考えているのは、「とにかく実績が物を言う」というのが真理に結構近いんじゃないかということである。

職業カリスマとヒカルは名乗っているが、仮にここまで成功していなければ「何がカリスマだよ」って僕は正直思うし、説得力が一気に消失してしまう。彼はここまで成功しているからこそ、言葉や行動に対して周囲が大きな信頼を置いているのである。

つまり何が言いたいかというと、実績があるから信頼され、実績が大きければ大きいほど多くの人から信頼されることになり、それがカリスマだったり影響力だったりという言葉で表現されているのではないかということだ。

実績を残して信頼を得る、周りに人が集まり、また新しい実績を作るための取組に繋がる。そして更に大きな実績を作り、より多くの人へと影響が波及し、そして更なる取組が生まれる、という好循環が存在しているのだ。

実績の重み

だからこそ、こういう人たちはとにかく実績の重要性をよく理解しており、ゆえにコミット力が半端ない。

例えば冒頭に話したReZARD。品質がとにかく良い。「ハイブランドの品質を低価格で」というコンセプトだが、実際に着てみたら圧倒的に着心地が良く、思わず数着買ってしまった。この品質の追求にも実績へのコミットが垣間見える。

youtubeで言っていたが、自分が関わったもので実績が出ないことは嫌なんだそうだ。彼ほどの知名度があれば、そこそこ良いものを作れば売れるのに、わざわざ時間をかけてクオリティを追求するあたり、実績を出すことへどれだけ注力しているかが感じ取れる。

背中で語るとは、言葉ではなく努力して結果を出すことで伝えるという解釈が一般的である。古い言葉だし、「男は背中で語れ」なんて時代錯誤だと思う部分もあるけれど、それでも成功している人、優秀な人を見ていると、真理なんだと思う。

僕は「どんな方法でも結果を残したらいい」という実績至上主義ではない。しかし「実績を残す人はそのために正しい努力をし続けている」と言うことも事実で、更にプロセスよりも実績の方が重みがあって、信憑性があって、多くの人へ伝わりやすいのも事実なんだと僕は思うのである。

いつか僕もそんな努力ができる人になりたいと思いながら、そうなった自分を妄想して自分を励ましながら、アルコールで程よく気持ち良くなって、今日もベッドに入る。
そして朝になれば、この小さな決心は酔いと一緒に綺麗に消えてなくなるのだ。



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