本殿前奉納画奉告祭無事終了しました。
昨日6日に、恩智神社様へ奉納させていただいた
本殿前壁画の奉告祭が執り行われました。
茶吉庵の萩原 浩司様や、ギャラリーの濱谷 宗慎様をはじめ
いつもお世話になっている方々にご参列いただき滞りなく終えることができました。
連日暑い日々ですがこの日はとても過ごしやすく
神様の計らいだなと感じました。
この日は、八尾市観光協会様、FMちゃお様、J:COM様、神社報様
に取材をしていただきました。
神社さまの試みを
少しでも多くの方に知っていただけると嬉しいです!
今回は恩智神社様の祭神である
「大御食津彦大神(おおみけつひこのおおかみ)」と
「大御食津姫大神(おおみけつひめのおおかみ)」のご依頼でした。
本殿前に設置されるという事もあり、いつも以上にプレッシャーが
大きかったですが
描き始める楽しくなり驚異的なスピードでかきあげられたと思います。
今回はいつもは女性しか描かない私ですが
男性を描くという事で少しその緊張もありました。
以下今回の奉納画の説明となります。
・大御食津彦命、大御食津姫命、二柱の神様は食物と水を司るという事で共に流水文様を描きました。
(厄を流す=魔除け、流れる水は腐らない=清らかさ・火難除けの意味)
また、どちらの絵にも稲穂を持たせています。
これは日本人にとってお米は生活をしていく上でなくてはならない大切な物であることから描きました。
・全国各地の神社に龍と蛇が絡み合う像や絵があり、縁起の良いものとされています。蛇は「再生と不死身」の象徴とされています。
・雪輪(ゆきわ)雪華(せっか)文様(彦神と姫神の赤い布部分)はたくさん雪が降った年は作物が豊かに実ることから、雪は五穀の精と云われており、雪輪文様は「豊
作」の象徴とされています。
・魚や蛇の鱗に似ていることから 鱗文様とも呼ばれています。三角には魔除けの力があるとされていたのに加え、鱗は身を守るためのものであることから鱗文様も魔除けとして使われています。
・お化けのイメージで頭に三角の白い布がありますが、これは「天冠(てんかん)」と言います。三角文様の意もあるのか、「死者が地獄の祟りから逃れるために」等の意味があるそうです。
・花は八尾市の市花「菊」を描きました。風にのって舞う花びら一枚一枚は八尾市民を表しており、全国へ世界へという願いを込めています。
・宇宙の雲は恩智神社から全国へ世界、更には宇宙へと発展する願いを込めています。
人生で2度とない経験を幾度となくさせていただいておりますが
今回はより神様に近い本殿という事もあり
より一層と緊張と身の引き締まる思いでした。
自分の作品が、また一つ、こうして恩智神社様に掲げていただける事
感慨深くもあり、不思議でもある感覚です。
日々色々な方に支えていただき応援していただけたからこそ
こうしたご縁に繋がったのだと思います。
これからも驕らず、謙虚に
ただひたむきに表現活動に向き合っていけたらと思います。
本当にありがとうございました😊
明るい世の中になりますように。
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今回J:COMさんにご取材頂いた内容は
J:COMチャンネル(地デジ11ch)で放映されます。
9月16日(土)より
(土日)11:00/14:00/17:00/20:30
(月-金)18:00
の時間帯で1週間放映されます。
またスマホからもご覧いただけます。
『ど・ろーかる』というアプリで配信されるそうなので
ぜひご覧ください🙏
2023.9.6.
谷口公太
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