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冬の日本海で150年前を想像する
こんにちは。髙橋こうたです。
昨年末から作品制作やいくつかのコンペ提出など、試行錯誤に没頭する日々を送っています。自分の関心ごとに夢中になれているのは本当に良いこと。
ただ確定申告のことを考えるとどうも憂鬱になり、現実逃避で今この文章を書いています。
ちなみに先月は、作品制作のリサーチで秋田に行ってきました。
毎年1月28日は、白瀬矗と探検隊が南極大陸の南緯80度05分に日章旗をたて、一帯を"大和雪原"と命名したことにちなむイベント「白瀬中尉をしのぶ集い(雪中進行)」が開催されます。そちらに冒険家・阿部雅龍と参加してきました。
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白瀬矗の故郷・金浦で眺める荒れ狂う冬の日本海。約150年前、当時の白瀬少年がコロンブスやマゼランの話を聞きながら、海の向こうに何を思ったのか。私のリサーチは白瀬の探検に限らず、大航海時代まで遡ります。探検のルーツから現代の冒険まで、歴史の文脈を辿ることでようやく想像できることがある。なんとも楽しい作業です。
新たな歴史事実の判明や、素材の入手など実り多きリサーチ旅を終え、おかげさまで制作も進展。2020年末からスタートした本プロジェクトですが、今年はまた新たな世界観をお見せできそうです。
それでは、また。
髙橋こうた
Website| https://www.kouta14.com