ハーバード大学に学ぶ、人生を変えるワーク
今回の記事を見てほしい人
・ハーバード大学で行われた人生変える授業を知りたい人
・人生で何を目標にして生きていけばいいのかわからない人
今回の記事はハーバード大学で実際に行われた講義を紹介します。
この講義で人生を変えた学生さんが多くいるのです。
今回の内容を読めば、あなたもハーバードの学生のように人生を変えられるきっかけをもらえるはずです。
今から取り上げるワークでより効果を上げるためには別にノートを用意するか、どこかに記録しておくことをお勧めします。
ハーバード大学のデイビット・パーキンス教授によると、「生産的知識」を付けることが大事と言っています。「生産的知識」とは「単なる知識ではなく、自分たちを取り巻く世界をよりよく理解して、状況にうまく対処するための知識」と定義づけています。
このワークは自己の成長を助けて、経験を増やし、記憶力や理解力を高めることができます。私もこのワークをすることによって、平凡な日常がとても新鮮さであふれ、毎日を充実して過ごせるようになりました。
皆さんにも、そのような体験をしてほしいと考えます。
今回は3つの方法を紹介します。
一つ目は、「習慣化する」です。
「変化する」ことは非常に難しいことです。新しいやり方を学び、新しい行動を取り入れる、あるいは古い習慣を変えることは容易なことではないです。
変化についてこんな興味深い供述があります。「変化するために必要なのは、自制心を養うことではなく、習慣を取り入れることだ」というのです。
一般に習慣化することは難しいと思われがちですが、そんなことはありません。私たちは、毎日食事をして、お風呂に入り、歯を磨き、寝床につくということを習慣にしています。
研究者の言葉に、「習慣を作るには、確固たる価値観に基づいて、決められた行動を、特定の時間に行うことが必要である」とあります。
スポーツ選手はトレーニングを習慣にしています。私たちにとって、清潔であることは非常に価値があることなので、歯磨きを習慣にしているわけです。
幸福に価値を置き、さらに幸せになりたいと思うのであれば、その思いを中心に習慣を作る必要があるのです。
このワークをやってみましょう!
これまで変えようとしてできなかったことは何ですか?取り入れようとして上手くいかなかった行動や決意は何ですか?
頭で考えるのではなく、スケジュール帳やノートなど、目につくところに書いておくことをお勧めします。習慣化できる目安の期日は約一か月です。
一か月ほど続くと、新しい習慣は歯を磨くことと同じくらい簡単になるでしょう。
何事も始めが難しいのです。ここを乗り越えられるように工夫しながら過ごしていきましょう。
こんな言葉を用意しておきます。
「野心的になりすぎて失敗するよりも、緩やかに変化し続けるほうが好ましい。成功は、それ自体が更なる成功の源となる」
二つ目は「感情を味わうこと」です。
私たちは子供時代に、嬉しくてもつらくても、抑え込むことを学びます。こんなことを言われませんでしたか?
「男の子なら泣いていけない」「ちょっとうまくいったからといって有頂天になってはいけない」「ほかの人が持っているものを欲しがってはならない」
このようなことを言われた子供は、深くこの言葉を受け止めて、大人になっても窮屈に生きていくことになります。子供時代や若いころに身に着けた考え方を変えることは難しいです。私たちの多くが素直に感情を出せない理由は理由はそこにあるのです。
だれかれ構わずに感情を打ち明けろとは言いません。しかし、感情を表に出す機会を作ってください。感情日記をつけるのもいいでしょう。記録しておくのもいいでしょう。信頼できる人に感情を話すことも良いです。
この機会ですから、このワークをやってみましょう。
嬉しい気持ちであれ、つらい気持ちであれ、感情を表現するにはどんな方法がありますか?
大切なことは自分の感情を受け入れることです。自分の感じていることに素直に向き合い、受け入れることで、つらい感情を開放することができます。
感情が湧いてきたら、変えようとするのではなく、数分間その気持ちに浸ってみましょう。他のことを考えてしまったら、想像したり感じたりしていることに戻って、呼吸に集中してみましょう。
このワークは、感情を持つことを許すためのワークです。ある出来事についていろいろと思いを巡らすというよりは、ただ味わうようにしましょう。
大切なことなので、もう一度言いますが、感情を理解したり、変えようとするのではなくて、あるがままに受け入れ、その感情に寄り添うようにしてください。
こんな言葉を用意しておきます。「思い切り泣けない人は、思い切り笑うこともできない。」
三つめは「わからないことを受け入れる」です。
私たちは「わからない」という状態を恐れます。自分の人生は今これでいいのか?と確証を求めたくなります。
人間は「悪い知らせ」よりも「わからない」のほうが怖いのです。悪い診断よりも、曖昧な診断のほうが怖いのです。知りたいという欲求は人間の心の奥深くに存在しています。
ですから、私たちは「わからない」ということを受け入れことが必要なのです。「自分たちの無知を受け入れることができたら、知らないものに対する不安を、畏敬や驚きという感情に変える準備ができます。」
世界の出来事や、人生を奇跡に満ちた物語として、見直すことができるのです。
こんなワークをやってみましょう!
あなたはどんなものに対して畏敬の念を覚えますか?世界は奇跡にあふれていると感じたら、いつ、どんな場面だったでしょうか?
有名なワークで、外へただ目的もなく歩く、というものがあります。ただ、街の中や自然の中を歩いて、世界の豊かさを味わい尽くす。自然の音や、生命の奇跡を感じ取りながら歩く。
五感をフルに使って生活する習慣を取り入れることが大事なのです。
こんな言葉があります。「不変の叡智とは、ありふれた物事に奇跡を見出すことである。」(ラルフ・ウォルドー・エマソン)
今回は三つしか紹介できませんでしたが、実はまだまだあります。
機会があれば、また紹介します。今回は以上になります。
ありがとうございました。
( 引用: ハーバードの人生を変える授業 タル・ベン・シャハー )