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<映画鑑賞>場所はいつも旅先だった

2021年11月

東京には会いたい人が沢山居ますが、コロナ禍ということもあり
どなたともお約束せず、そっと上京しました。

「場所はいつも旅先だった」


その映画をAmazon primeビデオでみつけました!


松浦弥太郎さんの本はほとんど買って読んでいます。
松浦さんのものの見方が好きです。
旅を愛する松浦さんの同名の作品がテーマになった映画を
渋谷ホワイトシネクイントで観ました。

旅は日常から出来るだけ遠くに自分を置き、
自分を見つめる場所
旅が自分を育ててくれる。


私もそうだったと思います。
1つ旅をするごとに、何かが少し変わって
今の私になっていると思います。
旅は無形の資産だと思います。

こんな異国の地を歩いていることに
心細さを感じている自分がいた。
僕は自分の弱さを知っている。
強く見えたって、人間は誰もが弱い生き物なんだ。
なぜ、そう言えるかって?
僕らには心がある。
その心の中から不安と寂しさが消えることは無いんだ。
だったらそんな不安と寂しさを愛してみたらどうかな?
いつか僕はこんな言葉をノートに記していた。
といっても、疲れてしまったり、小さなことで傷ついたり
心が折れてしまったりして、自分ではどうしようもなくなることがある。
そんな時、僕は自分が自分らしくなれる場所に行くことにしている。
自分をリセットできる場所
弱ってしまった自分をちょっとの間逃してあげるような場所
たった数日であっても自分らしい呼吸を取り戻し
自分らしい笑顔に立ち返るために、えい、と出かける。
もちろん    一人で
実際に行けなくても、その場所に思いを巡らせているだけでも
気持ちが楽になる
あなたにはそういう場所がありますか?

松浦さんは、そう問いかけます。

遠くへ旅立たなくても、身近な非日常、大好きな場所
きっと誰にでもあると思います。
弱っているときは、その場所を見失ってしまうかもしれません。
なので、元気な時に、大好きな場所を心に刻んでおくといいですね。

私は、プラネタリウムや水族館、お気に入りのカフェ、図書館

映画のパンフレットはパスポートサイズでした。



最後のページには、それを手にした人が書き込むものでした。

あなたの未来の旅先 ・・・・・・・・・

●  その旅先はどこですか?

①  台湾 

コロナ禍、世界がどうなるのか、まだまだ予想もつかなかったあの頃
次に行く場所の一番に台湾と書きました。
夫が休みを利用してよく行っていた旅先。
何度か誘われたのですが、その時は、あまり行きたいとは思いませんでした。

②   ニューヨーク

③  ラミントン (オーストラリア)

学生生活最後の思い出に、娘と一緒に行った場所。
ビーチが人気のゴールドコーストの山の中で過ごした3日間は忘れられない思い出
私にとっても人生の大きな転換点になりました。
あの日ビーチに書いたメッセージ


⚫️ その旅先はいつ行きたいですか?

①    コロナ後すぐ  ②   2025年  ③  (未記入)

書いたことは実現する。書かないことは実現しない、なので
③も書いておこうと思います。

●  その旅先には誰と行きますか?

①   夫   ②   家族  ③   娘

●  その場所でどんなことをして過ごしたいですか?

①   食べ歩き  ②   摩天楼の屋上カフェ  ③  リトリート

 映画の舞台は

サンフランシスコ(アメリカ)
シギリア(スリランカ)
マルセイユ(フランス)
メルボルン(オーストラリア)
台北    台南  (台湾)

特にストーリーもドラマも無く、松浦さんと一緒に旅をしているような映画です。

エンディングに流れたのは、大好きなアン・サリーの「あたらしい朝」
大好きな曲です。そしてこの映画のエンディングにこれ以上相応しい曲は
ないと思いました。



気軽に旅に出ることが難しい方も是非、ご覧になって

今いる場所から遠いところを松浦さんと一緒に旅してください。


原作は図書館で借りて読んだので、映画館のショップで文庫を買いました。



タイトルは同じですが、内容は全く別のものです。

原作ともいえないと思います。


でも、旅が人生をいかに美しく彩るか、という松浦さんの思いは

は同じでした。

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