<自然環境>美しいものを眺める時間を伸ばす社会を目指す
朝日地球会議2021 1日目
パネル① 子どもたちに残したい 私たちの家「地球」
パネリスト
市川 海老蔵 歌舞伎俳優
あん・まくどなるど 上智大学大学院地球環境学研究科教授
沖 大幹 水文学者
コーディネーター
山岸 玲 長野朝日放送記者
もともと環境教育について関心を持っていたのですが
改めて、多くの学びがありました。
指定通り、録画、録音はしないで、じっくり拝聴しました。
細かなところに間違いがあるかもしれないので、
後日アーカイブが配信されたら確認して修正するかもしれませんが
心に残ったことを羅列してみます。
沖先生 進化論でさえ今も否定する人がいるのだから
地球温暖化に異を唱える人がいてもおかしくはない
企業側の準備はもうできている。
個人が、1円でも安いものを求めるのではなく
環境に良いものを選択する行動が社会を動かす。
森林伐採を避けるために、紙の利用を控えていたが
プラスチックの問題で紙が使われるようになった。
プラスチックは再生できないが、木を植えることはできる。
人間だけが環境を変化させようとするなんて傲慢だという声もあるが
ヨーロッパでは、神様から最も高い知性を与えられている者が
守らなければならないという使命があると信じられている。
どうしてこんなに雨が降るんだろう?と思っているだけの
イノシシにはできないことを、我々はできる。
あん先生 日本各地、世界を調査のために訪れて環境の変化を実感している。
全てを地球温暖化に結びつけてはいけない。
コロナで心が沈みがちだが、東京以外の日本各地は、とても美しい。
海老蔵さん 子供と木を植える活動をしながら、全ての環境問題に気づいた。
木を植えることが本当は有効ではないかもしれないとしても、
子供と木を植える体験から多くの学びや楽しみがあった。
目の前の短い時間ではなく、数百年後に続くことを残したい。
美しいものを眺める時間を伸ばす社会をめざしたい。
最後の海老蔵さんの言葉が心に刺さりました。
夕焼け、海や山、夜空、美しいものは身の回りに溢れているのに
現代人は、液晶を眺める時間が長すぎるのでは?
私も今、液晶に向かっています。
短時間で切り上げて、夜空を見上げて星を数えてみたいと思います。
パネル② ポストコロナ時代の人類と社会~いま考える「新しい知」
パネリスト
マイケル・サンデル ハーバード大学教授 政治哲学者
福岡 伸一 青山学院大学教授 生物学者
コーディネーター
長野 智子 キャスター ジャーナリスト
コロナで浮き彫りになった、知の格差について
文系と理系の研究者がそれぞれの立場で話されました。
内容は、マイケル・サンデル氏の著書
「実力も運のうち 能力主義は正義か」に基づいたセッションでした。
こちらも、アーカイブを確認して追記したいです。
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