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<work>ペルソナは私みたいな人

ハーブのある暮らしの提案も、行政主催だと、講師料は行政からいただいて、参加者はワンコインや無料というものも多いのですが、無料だから来る、安いから来るという不特定多数の人に向けた企画は、どうしても自分の思いとは違う形になってしまうと思っていました。

不特定多数の人に受け入れられることを求めて、自分らしくないものを提供するより、私が伝えたいと思うこと、私が求めるようなことを伝えたい・・

それは希少な、「私みたいな人」に向けての内容。

今、企画中のラインスタンプも、大勢の人が求めているものではないかもしれませんが、私は、それが欲しい・・そこに絞り込むことにしました。

そう、ペルソナは私みたいな人・・・



ペルソナ・・・とは


サービスや商品の典型的なユーザー像のことですが、私のような小さな事業では、不特定多数を目指すのではなく「自分と同じような人」をターゲットにしたほうが大儲けはできなくても楽だと気づきました。


きっかけは、ハーブティーShiho

美味しいと思ってくれる人と、そうでない人

製造過程で熱をかけないなど、こだわりの僅かな味の違いなど、わかる人はとても少ないでしょう。
有名紅茶メーカーのような香料や添加物を好む人が多い、それは当然だと思います。ですが、本当にほんの少しですが、熱心に好んでくださる方がいらっしゃるということを知り、マーケットは小さくて限られていても、その人たちに喜んでもらえるようなものを提供しようと思いました。

必要以上にこだわったマスキングテープ

友人知人でも「いらない」という人もいます。

はっきりしていて気持ちがいいです。その方からいただく手紙やメッセージに使われているマステを見て「ああ、こういう幾何学的な柄やアニメ調がお好きなんだなあ」「くっつけば100均のものでいいんだなあ・・・」と理解できます。

LINEスタンプ


も、今も第一弾が一番よく売れています。


私が欲しいと思って作った省スペーススタンプはあまり求められてないことも売れ行きを見てわかりました。

派手にしたくない人はそもそもスタンプを使わないのでしょう。
でも、私のように、スタンプを使いたいけれど、あまり大きなものは・・・と思う人もいるはずです。少ないと思いますが。

第6弾のLINEスタンプの製作が進んでいます。

希望をイラストレーターさんに伝えて、描いていただくだけなんですが、今回も一般受けしないかもしれないけれど、「私が欲しい」「私が使いたい」そんな内容のオーダーです。

少数派の私みたいな人に届けばいいなと思っています。
とは言え、イラストレーターさんの力で、どれも売れ行きは上々で、欲しい本を自由に買わせて頂いています。

香ist®クラブ


も、香りを楽しみましょう、ということで元々付き合いのあった多くの方がご参加くださいましたが、コロナ禍でいろいろなことが見えて来たので、そのサービスを提供する「私」のスタンスをきちんと伝えて選んでいただこうと思って、メンバーの方や一般の方に向けても発信しています。


例えばワクチン

私は現在3回接種していますが、全員すべきとは思いません。

ただ、ワクチンの副反応(疑い)だけを信じて、周囲に接種をやめるよう勧めることには反対です。

私は、ハーブや香りの力で心身を健康に保ちたいと思っていますので、ワクチンに頼る気持ちはありませんが、今回は「世界中の弱い人たちを守る」という目的があり、「1日も早く社会機能を元に戻して自由に動きたい」そんな思いがあり、自分の今まで知り得た知識から勘案して、接種に問題なしと判断しました。

それをお伝えしたところ、クラブを中断される方もいらして、長いお付き合いだったのに残念と思いましたが、周囲に遠慮せず、今後の方針を決める良い機会になりました。


例えば有機無農薬

私も我が家では有機無農薬野菜を沢山の労力をかけて(夫が)作って、旬の野菜だけを食べています。

購入するものも、可能な限り有機のものを買っています。

ただ、日本では有機で栽培されている収穫量以上に、有機を標榜する食品が流通しているという話もあります。

問題は、手間暇かかって、慣行農法の1/4以下しか収穫できない有機無農薬を日本中で展開するということは、自分で作ることができる人やお金がある人はいいですが、そうでない低所得者の方は餓死するかもしれません。

スリランカが農薬を輸入しない100%有機無農薬政策を半年で転換しましたね。

紅茶の収穫量が例年の15%まで落ち込んでしまったからだそうです。

紅茶は飲まなくても命には関わりませんから、7倍の金額にして売れば、農家は安泰ですが、食料となるものはそうはいきません。

有機無農薬を叫ぶ人は、かつて農薬のおかげで世界の飢餓が減少したことを知らないのか、知っていてあえて、人口は減った方がいいと思っているのか・・・・

私は、人や環境に対して、より安全な農薬や肥料の開発にも力を注ぐ事の方が現実的だと思っています。


コンサル不要

ペルソナを「私みたいな人」にすると、コンサルが不要になります。

大儲けできないけれど、コンサル費用はいらないし、ダメなコンサルに当たって大枚叩いて、効果も出ず、廃業、みたいなことにはなりません。
コンサルは「営業してくる人」ではなく、信頼できる長い付き合いの友人知人の意見も参考に選んだ方がいいと思います。


サバティカルタイム

こんな方向性に自信を持たせてくれた1冊の本があります。

どんな人と仕事をしたいか、どんな人と一緒に居たいか?
ぼんやり思っていたことを明確に示してもらいました。

40代の人に向けて書かれた本ですが、60代の私にとってもなるほど、なるほど、そうよね、と思うことがたくさんありました。

そう、私は今も40代を生きているのかもしれません。

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