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<映画鑑賞>メッセージ・イン・ア・ボトル


映画の冒頭から、手紙、その美しい言葉に圧倒され
観ている間、原作が読みたい、と思っていました。

エンディングで主人公の一人語りも美しく

完全な円を描く人生もあれば
予想もつかない形や理解しがたい形をした人生もある
この旅で失ったものは 本当に大切なものを教えてくれた
そして愛もまた最高の輝きを与えてくれた

すぐにニコラス・スパークスの原作(翻訳)を読み
なんて素敵な言葉を紡ぐ作家さんなんだろう、と思いました。
翻訳者もよかったのだと思います。

ただ、私がここまで惹かれたのは、映画の力だったかもしれません。
とにかく言葉と映像が美しくて!

その後、「きみに読む物語」を読みました。
やはり、私の好きな作家さんだ、と嬉しくなりました。
原作も読んでみました。好きな部分だけですが。


そして

映画も観ました。

晩年の二人は原作のイメージ通りでした。
でも、若い頃の二人は、自分が思い描いていたものとは
少し違っていました。

若いとはいえ、もう少し初々しい中にも深いものを心に秘めた
そんな演技を期待していました。

彼の作品は、「君に読む物語(原題The Notebook)が1996年に出版され
「メッセージ・イン・ア・ボトル」は2年後の1998年に出版されています。

しかし、映画化は「メッセージ・イン・ア・ボトル」が出版の翌年1999年
「きみに読む物語」は5年後の2004年に公開されています。

どちらが好きかと言われたら、私も「メッセージ・イン・ア・ボトル」を選びます。
ですが、興行収入はほとんど変わらないのに
知名度は「きみに読む物語」の方が高いように思います。
当時、アルツハイマーの問題が徐々に特別なものではなく
誰にでも起こり得る、これから向かう道の先にあるものとしての
共感を得たためだったのかもしれません。

この作品のことを思い出したのは
先日、ワインを検索していたらこんなワインを見つけたからです。


完全にラベル買いです。
そんなに高級なワインは買えないし、味もわからないので
同じようなワインなら普段からラベルで選ぶことも多いです。

3万円のワインをいただいたときに、渋くて飲めなかったことがあります。
私は高くても5000円まで、2000円前後のワインを美味しいと感じます。

ラベル買いなので気に入ったラベルを残しておこうと思い
ワインラベル剥がしキットを買ってみました。

強い接着剤でガッチリ貼っているラベルをどうやって剥がすのだろう?と
思いましたが、瓶から剥ぎ取るのではなく
印刷された表面を剥がすようです。

初めての1枚目は見事に失敗しました。
粘着力が強いので、うっかり近づけると、思いがけないところに貼り付いてしまいました。
でも、カルディに行けばいつでも手に入る安いワインで試したのでよかったです。


ワインではありませんが、昨年このクラフトジンを買いました。
今年は朝ドラブームで全く手に入らないそうです。
こちらもラベル買い。


好きな本は、原文も見たくなります。
時間がかかるので、部分的にですが。

そして、関連したお酒やお菓子やグッズもついつい
買ってしまいます。


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