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<読書>新聞記者、本屋になる
この本と書店の存在を知ったのは
読書療法学会を主宰されている寺田真理子さんが
開催される読書会に参加しようと思って
会場を調べた時です。
田原町駅から歩いてすぐの場所にある
Readin’ Writin’ BOOK STORE
「新聞記者、本屋になる」の著者さんがなさっている
ということで、タイトルに心惹かれ
図書館で借りて読みました。
この本は、新聞記者としての本業はしっかり勤めながら
2年間にわたって、書店経営を学び、周到に準備をして
開業されたいきさつと、著者の想いが書かれています。
そのスタンスは、書店開業を目指す人だけでなく
何かを始めたい、そんな人にもとても参考になり
励まされる本です。
一歩踏みだす時に、いろいろ困難な条件を考えがちですが
著者は開業時、58歳、子供は3歳、という
一般的に考えると、新しいことを始めるには難しい条件が揃っています。
奥様も最初から賛成しているわけではありません。
そんな中、夢を叶えた人の
着実な準備の様子と、想いの溢れたこの本を
ぜひ、購入したいと思い、この方のお店で
ご本人から購入しようと思いました。
9月末の読書会
直前に知ったので、参加する時間はなかったのですが
主催の寺田真理子さんにお目にかかってご挨拶をし
著者の落合博さんにサインをいただきました。
本で見ていたドアを開くときに胸が高鳴りました。
![](https://assets.st-note.com/img/1730093865-8caj3kKY5t1G6WNwpTDUF4Ro.jpg)
ドアを開いて入ると、写真どおりの光景が目の前にありました。
でも、違うのです。
写真からでは感じられない、本の息吹というか、香りというか
本の世界に包み込まれるような感じがしました。
選書も落合さんの本から感じる、落合さんらしいもので
大きな本屋さんではありませんが
この日もお客さんがたくさん来られていて
みなさん場所的にも、わざわざ来られたような方も多く
数冊の本を購入されていました。
私も、正岡子規に関する本と、普段はあまり手にとらないような
カラフルで元気がでる本を購入しました。
読書会で初めてお目にかかった寺田真理子さんは
なんと、拙著をお持ちくださっていて、付箋もたくさん
貼ってくださっていて、感激でした。
本当に美しい、素敵な方でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1730093881-O46gkTqE7sj2mNKlGW1AonVR.jpg)