<映画>ウォンカとチョコレート工場のはじまり
毎年元旦に娘と映画を観に行っています。
今年は特にこれ、というものが無くて
徳力さんのnoteを見て
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり」を観に行きました。
前作の「チャーリーとチョコレート工場のひみつ」は
ジョニーデップの映画ということで観に行きましたが、
児童文学が原作ということで子供向けのイメージがあり
今作は選択肢に入れてなかったのですが
とても素晴らしいエンターテイメント、胸熱の映画でした。
舞台はチョコレートの有名店が立ち並ぶ町
そこで、さまざまな邪魔をされながらも、夢を諦めず
明るく前向きに頑張るウィンカの原動力はお母さんからの言葉
「夢を見ることから始まる」
歌も、踊りも楽しかったですし、さまざまな角度からの撮影
無駄のない場面展開など、舞台とは一味違う映画ならではの演出を
楽しむことができました。
現実離れした魔法のチョコレート作りなど
夢の世界の出来事のようですが、
仲間と出会い協力して夢を叶えたウォンカが
ママからもらったチョコを開くと
仲間とともにあることの大切さ、それこそが夢を叶える秘訣だと書かれていました。
胸と目頭が熱くなりました。
夢を叶えた時に側に居る、と約束したママは
病気で亡くなっていたようですが、夢を叶えたときに
ママに会える、と信じ続けたウォンカ
そして群衆の中から見守るママの姿
それはウォンカの記憶と心にいつも在るママの姿だったと思います。
キャストも素晴らしかったです。
主演のティモシー・シャラメは
ジョニーデップに引けを取らない
美しさと才能を持った俳優さんでした。
チョコレートを盗む小さな紳士ウンパルンパは
見たことある俳優さんだけど誰だっけ・・・
と思いながらエンドロールまで、ヒュー・グラントだとは気付きませんでした。
最近はコミカルな役もしていますが
「ノッティングヒルの恋人」のイメージが強いので
とても意外でしたが、
彼をこの役に選んだ監督の洒落っ気が大成功だと思いました。
神父役のローワン・アトキンソンは
どんな役をしてもMr.ビーンに見えてしまいます。
近年、ご本人もなんとかこの役のイメージから離れたいと思っているようですが
独特の顔立ちと表情は、どんな役をしても離れられないように思います。
フランスのドラマ「メグレ警視」でシリアスな役を演じているのに
その後、この映画でまたMr.ビーンを彷彿とさせる表情で
登場していてイメージ逆行?と思ってしまいました。
映画館を出て、娘はDVDが出たら買いたいと言いました。
これは、彼女なりの最高の評価だと思います。
私はダウンロード版を購入して、元気になりたいとき
いつでも観られるといいな、と思いました。