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「覚えようとしない」と覚えられる
こんにちはKOUSHIです。
英語学習者にとって「英単語」は避けて通れませんね。
あなたも英単語暗記のために「単語帳」と向き合った経験はあるのではないでしょうか。
日本の学校英語、受験英語を経験している人にとってはおなじみの学習方法ですよね。
英単語を身に着けるためには
「実際の文章で単語を覚える・理解を深める」
というプロセスも重要ですが、
今日の記事では英単語帳の覚え方、その中でも日々の取り組み方に特化して、その進め方をお伝えしたいと思います。
他の方法も含め、英単語攻略方法の詳細について何度かに分けてお伝えしていきますのでご期待ください!
「英単語帳での暗記」にどんなイメージをお持ちでしょうか。
学生時代に英単語帳に取り組んで、挫折した経験をお持ちの方にとっては、ネガティブな印象が強いでしょうね。
途中でやめてしまった単語帳をお持ちの方も多いでしょう。
何を隠そう私もその一人です…
私が初めて英単語帳を手にしたのは高校生の時。
周囲が英単語帳で勉強していることを知り「自分もやらなくては」という思いから。
1日10単語を目安に真剣に読み込む時間をとる。
かつ、前日に取り組んだ10単語を翌日にも読み込むことに。
「復習が大切だ」との認識からでした。
しばらくしてから、「暗記したはず」の単語を見返したところ、
・覚えていない単語が多い
・いつまでたっても単語帳が前に進まない
という現実にがっかり…
でも
「読んだだけじゃ覚えられないんだ。やっぱり書かないと!」
と思い直し、同じ単語を何度も書いて覚えようとする。
さらに時間をかけました。
しかし
・こんなに時間をかけたのに覚えられていない
という現実に、またもや心がくじけそうに。
自信を喪失し、英単語帳を開くのが苦痛になる。
ほどなくして止めてしまいました。
数週間後に
「やっぱりやらないと」
「今回こそはやるぞ! 気合を入れていくぞ!」
と思い再開。
でも、同じように挫折…。
こんなことを繰り返していました。
あなたにも似たような経験はありませんか?
実は、同じように挫折している人は数多くいますので、ご心配なく。
そもそも「英単語帳で単語を暗記する」のはむずかしい。
なんの関連もない数多くの単語が1ページにびっしりと並んでいる。
法則性のない数字の羅列や暗号を覚えることに似ているかもしれません…。
でも、英単語帳が悪いのではありません。
わたしの(あなたの)やり方が間違っていたのです。
「効果的に、かつ効率的に英単語帳で単語を覚える方法」を活用すれば、無駄な努力は不要となります。
具体的なステップをお伝えしていきます。
1.単語を見る・知る(夜)
2.何度も見る・聞く・ブツブツ言う(朝~日中)
3.最後にもう1度見る・聞く・ブツブツ言う(夕方~夜)
4.間隔をあけてもう1度同じ単語に取り組む
もう少し詳しく説明していきます。
と、その前に1日に取り組む単語数の目安をお伝えしておきますね。
これからご説明していく方法は、5~10といった少ない数ではなく、50~100、さらには200といった単語を前提にしています。
1.単語を見る・知る(夜)
このステップでは単語を覚えようとはしません。
タイトルで書いたように、覚えたかったら覚えようとしてはいけません。
単語を「知る」ことだけを心掛けます。
「こういう単語があるんだ」
「この単語はわかりやすいな」
「こっちはむずかしいな。頭に入ってこないな」
というように、単語を知り、識別するステップととらえます。
2.何度も見る・聞く・ブツブツ言う(朝~日中)
単語を見て思い出そうとするステップ。
朝から日中にある細切れ時間を使います。忙しい大人にとっては「細切れ時間の積み上げ」が本当に重要ですからね。
「覚える」のは「思い出す」ときであって、一回目に「覚えようとした」ときではありません。
一度見たもの・知ったことを「思い出す」ことで記憶が定着する。
このチャンスを繰り返し持とうとするステップです。
無理して思い出そうとしなくてもOK。
少し考えて分からなかったら、日本語の意味を確認します。
覚えていない単語を
「う~ん、なんだっけ、なんだっけ」
と1分間考え続けても出てきません。
うなっている時間は無駄と考えて、スパッとあきらめます。
3.最後にもう1度見る・聞く・ブツブツ言う(夕方~夜)
一日の締めとして、もう1度「見る・聞く・ブツブツ言う」を実践して完了です。
覚えていない単語には「×」と印をつけておくと後々便利ですのでお忘れなく。
4.間隔をあけてもう1度同じ単語に取り組む
復習するステップです。
ベストな復習タイミングは4日後、遅くとも1週間以内には取り組みます。
以上となります。
端折ってしまい、少し説明が不足している部分がありますので、今後追って補足させていただきます。
「10~20の単語を1回で真剣に読み込んだり書いたりする」
に時間をかけるのではなく、
「100~200の単語をサクッと短時間で見て・聞いて・声に出して、それを何回も繰り返す」
この方法は効率がいいだけではなく、実際に「覚えられる」効果があります。
さらには「続けやすい」。
挫折せずに単語帳を1冊やりきって「自信」を手に入れることもできます。
「時間をかけているのに単語がなかなか覚えられない!」とお悩みの方にぜひとも活用していただきたい方法です!
一度試してみてください。そして、効果を実感していただきたいと思います。
あなたのお役に立てれば嬉しいです。