日本語の中に存在している、意外な外国語

(この記事は、じゅくちょうが小説購入者限定でお届けしているメルマガをインターン生がピックアップした記事です。掲載までにタイムラグがあるため、現状では内容が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。)

(2021年6月6日の記事より抜粋…)

おはようございます、じゅくちょうです。6月はスタートダッシュよりも、情報収集やおしゃべりで頭の中をスッキリさせることが大切。

今月のメルマガも「おしゃべり」をテーマにお届けするつもりですが、本当の意味でお互いが理解し合える会話というのは意外と難しいものです。

昨日のメンテナンスセッションでは塾歴が長い人と浅い人が一緒でした。

「今日は最古参のじゅくせいと、新入りのじゅくせいがいます」

と話したところ、
「え、それ私のことですか? そんな横文字で言われても……」
と怪訝な顔で反応されました。

横文字なんて使ってないし、「最古参」には感謝の意味が込められています。なのにじゅくせいからは「私、そんなに変ですかね?」と不服そうに聞かれます。これは意図が伝わってないなと思い、冷静に考えました。
そして、気付きました。

……「サイコさん」なんて言ってねえから!!
(ただの失礼なやつじゃねえか)

いやー、「伝える」って、難しいですね。あまり難しく考えると何も話せなくなってしまうので、もっと気軽に語れる環境や関係を広げていきたいなと思います。

月々のメンテナンスも、新しいサービスも、月末のパーティーも、話しやすい環境をつくれるようにがんばります。応援よろしくお願いします。

そんなわけで今日は「おしゃべり」を少し深めやすくなるように、「意味の確認」というトークスキルをご紹介します。

「同じ言葉を使ってても、違う意味を持っているよね」という感覚が伝わりつつ、みなさんの日常のコミュニケーションのプラスになれば嬉しいです。

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勉強を教えない塾で取り組んでいることには、日本人の多くが苦手を感じていることが多々あります。

たとえば、今日はお昼から「セールス」の研修を開催します。
再来週はインターン生たちが新しいサービスを「起業」をします。
そして月末にはオンラインで「パーティー」もあります。

いずれも世間の人に話すと「怖くてできない」と言われやすいキーワードです。

だいじょうぶ、こわくない、こわくない。
(お前がこえーよ)

じゅくちょうもかつては苦手意識があったものですから、気持ちはわかります。避けて通れない時は、ノウハウや仲間や前例を探したものです。ただ、世間の人とじゅくちょうとの間で大きく違った視点が一つあります。

それは、「それを楽しんでいる人には、それはどう映っているんだろう?」という視点です。

他の人は自分とは違う視点を持っている、という感覚を持っていたからこそ、「自分に見えてない楽しさがきっとあるはず」と思って学び続けられました。
(この辺は英語を独学でがんばったから身についた視点かもしれません)

日本は島国で、単一文化の歴史が長い地域が多い国です。一つの言葉には一つのニュアンスしかない、と思い込んでいる人が少なくありません。

「セールス=売り込み」
「起業=ハイリスク」
「パーティー=緊張」

異文化が身近にない環境では、他の視点があることにはなかなか気付けません。

セールスに関する相談は、「売り込みを克服するにはどうしたらいいですか?」ばかり。「セールスを楽しんでいる人はどんな視点を持っているんですか?」と聞く人はまずいません。

自分が使っている言葉を、他の人は違う意味で使っていると気付けば、僕たちはもっと冷静に考えたり相手を理解したりできるようになります。

「○○という言葉は、あなたにとってどんな意味を持っていますか?」

この質問がキラークエスチョンとなると思うので、ぜひ試してみてください。

↓そうすれば、きっとこんな不毛な争いはこの世からなくなるはずです↓

じゅくちょう「学生が必要としてる力で、『時間管理』って重要度高い?」柊太「そうですね、あと『優先順位』とか『計画性』とかも!」
じゅくちょう「ん? それ、全部同じやろ?」
柊太「違います」
じゅくちょう「時間管理って優先順位考えることやし、そのためには計画立てるやん!」
柊太「学生の頭の中では、それは別々のものです」
じゅくちょう「……学生って、バカなの?」(神戸市外国語大学卒業)
柊太「勉強はできるんですけどね」(神戸大学在学中)

……今日も思いやりをもっておしゃべりを楽しみましょう。
(説得力ゼロか)

それでは、今日も素晴らしい週末をお過ごしください。

じゅくちょうでした。

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勉強を教えない塾 福幸塾
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