毎日『ハイライト』を設定して、1日の終わりに満足感を得る方法。
2019年の1月に次女が生まれ、娘の育児と仕事を両立するために時間の見直しを図った私の記録です。目次はこちら
次に見直すべきは『毎日の満足度』についてです。1日の終わりに満足度や達成感を感じれるようにすることを目標にしました。
そもそもの課題
・あれ、この1週間何していたっけという状況
とりあえず1日をこなすのが第一目標となってしまい、あれもやらなきゃこれもやらなきゃと気持ちだけが焦っている状態。
するとなんだか作業が散漫になってしまい、ふと振り返ると「あれ、昨日何したっけ?」というような状況になります。
このあくせくしながら仕事を「こなす」状態を打破したいなと思っていました。
改善したこと
・毎日『ハイライト』を設定する
まず行ったことは、毎日『ハイライト』を設定することにしました。
※ハイライトについては時間術大全にて詳しく書いてますので、興味ある方は是非読んでみてください。
ハイライトとは、「長期目標」と「タスク」のちょうど中間的な活動のことです。
時間術大全のP.50より引用
例えば
- Aさんへのwebサイト提案書の目次を作る。
- Bさんのお問合せフォームシステムを構築する
- 子どものためにクリスマスツリーを作る
などです。
ハイライトを選ぶポイント
時間術大全では、ハイライトを選ぶポイントは下記3つをあげていました。
1.それは緊急的かどうか
(今日絶対にやらなくてはいけないことを選ぶ。)
2.それをすることで満足感が得れるかどうか
(『やらなくてはいけないこと』よりも『やりたいこと』を選ぶ。)
3.それを終わらせると喜びがあるかどうか
(好きだからやるということ。)
こちらのポイントでハイライトを選択します。
次に実際にどうやってハイライトを作っていくかを説明します。
ハイライトの作り方
1. 手書きのメモかメモアプリを準備
まず最初にやることは、今日やらなくてはいけないことを書き出します。書くのは手書きでもメモアプリでもなんでも良いです。私の場合はNotionというアプリに書き込んでます。
※Notionはプロジェクト管理にも最適なので、どこかで私がどう利用しているのかも書きたいところ!!
2.テーマリストアップ
メモにとりあえずテーマを書き出します。テーマはなんでも良いです。
3. テーマを(少し)具体的にする
2であげたテーマは大きすぎるので、少し解像度を上げます。(少しというのがポイントです。詳しく書く必要はないです)
4. ハイライトを選ぶ
このくらいまで絞り込めたら一旦OKです。「ハイライトを選ぶポイント」をもとに今日のハイライトを選びます。
5. ハイライトをカレンダーに登録
ハイライトが決定したらハイライトを予定に入れます。
ハイライトだけはどうしても動かせない予定として入れておき、ハイライトの時間を中心に他の予定を埋めるようにします。
また、こちらですがあらかじめハイライトを行う時間を決めておいても良いかもしれません。
『平日は毎日10時〜12時をハイライト時間で他の予定は入れない』という様にしておけば、毎日ハイライトの時間を決める必要がないので楽です。
(私は朝型人間なので、ハイライトはほぼ朝に対応するようにしています。)
5.ハイライトの対応をする
予定の時間がきたら有無を言わずハイライトを行います。
残りの時間はどうするか
ハイライトを設定することで2時間は集中して行うことができる様になりました。
ですが、例えば1日の仕事時間を8時間とすると、残りの6時間をどう過ごすかということですが、私の場合は下記の通り設定しました。
リストアップした項目より、緊急性で2つ選ぶ
先ほどリストアップした項目より、今度は「満足感」「喜び」は考えずに単純にスケジュールが緊急のものを2つ選びます。(↓黄色の部分をピックアップしました)
2つの項目を予定に入れる
カレンダーに入れます。こちらも1つ90分〜120分で対応する様にします。
これで6時間は埋まります。
余った時間の使い方。
以上で6時間の予定が埋まったので残り2時間。これは予備の時間として取っておくのをお勧めします。
急なミーティングが入ったり、どうしても育児しなくてはいけない場面が出てきたとき様に開けておくと余裕が生まれます。
ハイライトはいつ作るのが良いか
ハイライトを作るタイミングは
- 当日の朝30分ほどで作る
- 前日の夕方〜夜 30分ほどで作る
のいずれかが良いと思います。
私の場合は朝はすぐ仕事に取り掛かりたかったので、前日の夕方(15:30頃)に作ることが多いです。
この施策のポイント
・ハイライトは1つだけにする
欲張って2つ選んでしまうと、軸がぶれるため集中力が途切れてしまいます。ハイライトは1つだけにしましょう。
・120分以上対応しない
時間が来てもなかなかやめられず、ずるずると作業をしてしまうことがあります。
しかしそれではとても効率が悪いので、どんなに途中だったとしても120分の時間が来たら作業は中断する様にします。疲れ切った状態でやるよりも、明日スッキリした状態で再度進める方が結局早く終わったりします。
・ハイライトが終わらなかったら明日に回しても良い
ハイライトは必ず終わらせなくても良いのです。終わらなかったら明日に回しましょう。
この施策によって変化した点
・集中して物事に取り組む様になった
1日の初めにやるべきことの軸(ハイライト)を決めることによって、集中力して作業ができる様になった。
・切替が簡単にできる様になった
必ず120分で打ち切るというルールにしているので、脳の切替が楽になった。
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以上です。
ハイライトを設定することで生活にメリハリをつけることができる様になりました。是非試してみてください。
娘日記
スポーツスタッキング得意になりました。