国産ヘッドレスCMSの「Kuroco(クロコ)」のポイントとはじめ方。
先日株式会社ディバータよりヘッドレスCMS「Kuroco(クロコ)」がリリースされました!🎉
昨年よりコツコツと開発し、満を辞してのリリースとなります。多くの方に利用いただいており、本当に嬉しいです。
その中で、「Kurocoとは?」「どうやってはじめたら良いの?」といった声もいただいているので、今回のnoteではKurocoのポイントやはじめ方をお伝えします。
この記事の目的
今回は下記3点についてまとめます
1. Kurocoのポイント
Kurotoについての簡単な説明です。
2. Kurocoのはじめ方
Kurocoのアカウント登録方法の説明です。
3. Kuroco管理画面の説明
Kurocoの管理画面の説明です。
4. 困った時は?
Kuroco実装していて困った時のサポート体制についてのご連絡です。
この記事の対象者
- 最近話題のKurocoって何?という方
- ヘッドレスCMSを触ってみたいという方
それでは始めます。
1. Kurocoのポイント
Kurocoをはじめるその前に、先に簡単にKurocoのポイントをご紹介します。
1-1. 細やかな機能とAPI中心設計の仕組み
なんといってもKurocoは機能が多いです。
参考までに機能例ですが、、
- コンテンツ管理
- ユーザ管理
- メールマガジン
- EC
、、等あります。ヘッドレスCMSでここまで機能が豊富なのはなかなかないのではないでしょうか。
参考) https://kuroco.app/kuroco_salessheet.pdf の8ページ目
1-2. ホスティングもできる!
一般的にヘッドレスCMSはコンテンツ管理に重きを置くため、サービス内でホスティングまでの対応はできません。NetlifyやVercel、Cloudflare Pages等を利用する必要があります。
しかしKurocoでは、GitHub Actionsと連携し、Webホスティング機能として利用することもできます。(Kuroco Frontと呼んでいます。)
また、Basic認証やIP制限をかけることもできるので、クローズド環境の構築も対応可能。
そしてもちろん独自ドメイン対応可能です。(デフォルトでは `https://XXXXX.g.kuroco-front.app/` のようなURLになります。 )
参考)
Kuroco Front利用してみたい方は GithubからKuroco Frontへソースをデプロイする方法 をご覧ください。
1-3. 料金は従量課金
Kurocoは従量課金となります。月額1100円までは無料となります。
あくまで参考ですが、例えば下記のような料金体系となります。
- 100万PV/月のメディアサイト :3.3万円/月
- 会員1000人の活発な会員制サイト :2.2万円/月
注)
- 1ページあたりの転送量1MB想定 ※主に転送量とキャッシュされたAPIリクエストが利用される想定
- 主にAPIリクエストとメール送信が利用される想定
2. Kurocoのはじめ方
それではKurocoをはじめます。まずはアカウント登録が必要になりますので、アカウント登録画面より登録してください。
(アカウント登録は無料で始められます。開始にクレジットカード登録も不要です。)
注) 「URLに利用されるキー」は変更不可になりますのでご注意ください。
アカウント登録が完了すると、登録したメールアドレスへメールが届きます。メール本文に記載されているKuroco管理画面URLをクリックします。
Kuroco管理画面へのログインフォームが表示されますので、設定した「メールアドレス」と「パスワード」でログインしてください。
ログインするとKuroco管理画面へ遷移します。
これでアカウント登録完了です、お疲れ様でした!次にKurocoの管理画面について説明します。
3. Kuroco管理画面について
Kuroco管理画面は複数のメニューから成り立っています。簡単に管理画面を説明します。
もともとディバータはRCMSというCMSを開発している会社なので、RCMSの機能を流用しているところもあります。そのため、他のヘッドレスCMSに比べて機能が充実しています。
コンテンツ管理
[コンテンツ定義]と[コンテンツ]メニューでコンテンツ管理ができます。「ブログ記事」や「お知らせ」などのコンテンツ管理を行います。
API
フロントエンドと連携するためのAPIが用意されています。もちろん新たにAPIを作成することも可能です。
ユーザ管理
ユーザやグループの管理もできるので、会員制のサイトやログイン必須のアプリの作成も可能です。
Kuroco Front
Github Actionsと連携してホスティングができます。もちろん独自ドメインの利用も可能です。
注)
Kuroco Frontの利用方法はGithubからKuroco Frontへソースをデプロイする設定をご覧ください。
マガジン
メールマガジンの配信も可能ですので、メルマガ管理システムとしても利用はできます。ユーザ管理と併せることで、有料会員と無料会員で分けてメルマガ配信するなんてことも可能です。
EC
ECもあります。ありますが、設定が少々難解なので利用方法はお問い合わせいただいた方が良いかも。(絶賛ドキュメントまとめ中です。少々お待ちください)
以上、Kurocoの管理画面のご紹介でした。ここでは概要しか書けなかったので、詳しい説明はドキュメントサイトの[管理画面マニュアル]をご覧ください。
Kurocoを利用していて困った時は?
下記にご連絡ください。
- [お問い合わせフォーム]
具体的な疑問点や質問点はお問い合わせフォームからご連絡ください。
- [Kuroco コミュニティSlack]
Slackやってます。なんでも質問していただいて大丈夫ですが、オープンな場所ですのでその点だけご注意ください。
- [賀川に聞いてみる]
私のtwitterです。お気軽にどうぞ。
Kurocoはリリースしたばかりですので、今後ますます改善し、より良い機能を提供していきます。
そのため、不明点のドキュメントがまだ整備されていなかったり、改善必要な点が出てくるかと思います。そんな時はお気軽にご連絡ください。
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Kuroco、より良いプロダクトになるように努力していきますので、引き続きよろしくお願いいたします!
この記事を読んでKurocoをはじめたいと思った方は[こちら]からご登録ください。(無料ではじめられます!)
参考 Kurocoについてもっと知りたい方へ
最後にKurocoに関する参考サイトをご紹介してこの記事を終わりにしようと思います。
Kuroco参考資料
営業用に利用している資料です。わかりやすくまとめていますので併せてご覧ください。
Kurocoプレスリリース
Kurocoドキュメントサイト
Kurocoのドキュメントサイトです。困った時はこちらをご覧ください。
Publickey
https://www.publickey1.jp/blog/21/jamkurocogithub_actionswebapi1100.html
Cat's Soliloquy
https://cat-soliloquy.vercel.app/
Next.js+Vercel+TailwindCSS+Kuroco にてサイトを作成しているあいりさんのブログです。リリースして間もないのに色々利用していただき感謝です!