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社内講師の説得力が爆上がりする”ジェスチュア”とは

社内講師が、受講者を行動変容に導く(研修転移をさせる)ために意識するために、わかりやすく説得力のある話し方をする必要があります。

わかりやすく説得力のある話し方だからこそ、職場で実践してみたいと参加者は思うからです。

そのために心がけることは、研修で伝える際にジェスチャーを加えることです。

小さなジェスチュアではダメだと思い、なんでもかんでも大げさに身ぶり手ぶりを加えてしまう講師が多いのですが、そうなると、参加者はジェスチュアに意識がいってしまって肝心の研修での話の中身に集中できなくなります。

社内講師として人前で話す際のジェスチャーは、さじ加減が意外と難しいので注意が必要です。

では、どこをポイントにジェスチャーをしたら説得力が増すのか、次の3つを意識しましょう。

まず1つ目が、大きさ&長さをジェスチュアで表現する

「商品知識の習得には、本当に長い時間がかかったんです」というときに
両手を広くして、長さを強調するようなジェスチュアをします。


「毎日の努力が大切なんです。ほんの少しの努力でいいんですよ」というときは、指で少しを表現するジェスチュアをします。


「売上が大幅に上昇したんです」というときは、両手を縦に広げて、上昇を表現するようにジェスチュアします。

大きさ長さというのは、社内講師としては、身振り手振りを加えやすいですし、それを見る研修の参加者は、ぐっと話をイメージしやすくなります。


2つ目は、感情をジェスチュアで表現する

感情は感覚ですので、言葉だけでは参加者に温度感が伝わりづらいことがあります。講師の自身のエピソードを感情含めて話す際に役立ちます。

「企画が無事通って、ほっとしました」というときに胸に手を当てるジェスチュアをします。



「営業で失敗してしまったのですが、また、頑張ろうと思い直したんです」とガッツポーズをするジェスチュをします。




「北海道に初めて出張に行ったとき、とてもとても寒かったんです」と手をクロスして両腕をさするジェスチュアをします。


このように、感覚を言葉にするだけじゃなく、ジェスチュアを加えることによって、聞き手はよりリアリティをもって講師の話を聞くことができ、感情も疑似体験できるのです。だからこそ、共感を得やすくなるのです。


3つ目は、キーワードに手を添えるなどのジェスチュアで強調する

大事にしたいと思うポイントに手を添える形が有効です。もちろん。両手で力強くキーワードを強調するジェスチュアでもいいです。ここは、ジェスチュアは上から下に動かして強調するなど色々あります。いずれにしても、聞き手はここが大事なんだとわかり、理解しやすくなります。


ぜひ、ジェスチュアを意識して、社内講師の話により説得力をもたらしましょう!

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