自分の教育テーマを象徴するような講座を作ろう
ストアカは「色々なジャンルの講座をやっても問題ない」というよりも、むしろ色々なジャンルに手を出すことがプラスに働く場所です。
決してすべての講座を導線で繋げる必要はありませんが、自分の教育テーマが明確になるとすべての講座が繋がる可能性も出てきます。特に、複数のジャンルで活動されている先生は根本の部分が繋がっていて、そこに自分自身の教育テーマが隠されていることが多いです。
この繋がりやテーマが分かると講座展開や導線の設定がとても楽になります。そこで今回は「自分の教育・活動テーマを象徴する講座」という選択肢について、みなさんにご提案させていただきます!
…と言いつつも私自身が「市川の教育テーマを象徴する講座」を持っていないので、まずはそのテーマを考えながらご紹介していきますね。
市川の講座と教育テーマ
私は、次のような講座を開催しています。
・メンタリズム
・話し方やコミュニケーション
・読書感想文の書き方
・ストアカ講師の養成
これらに共通するテーマは「興味・共感・教育」や「コミュニケーション」です。この中で最初に掲げたテーマであり、根底にあるものは「興味」です。
各講座と「興味」の関係
メンタリズムと興味
私にとってメンタリズムは「驚きや謎をもって興味を創り出し、自分のメッセージを効果的に伝えるツール」です。私のテーマに「興味」が深く刺さったのは、このメンタリズムがきっかけです。
話し方×興味
話し方講座には、分かりやすい話し方、惹きつける話し方、声の出し方など、色々な種類があります。その中でも私が行っているのが「興味を用いて相手の心をつかむ話し方」です。
読書感想文×興味
小中学生を対象とした講座です。この講座では、事前のトークやクイズ、スプーン曲げ、カードなどあらゆるものを使って興味を引き出し、読書感想文を書くための状況を創り上げています。また、子どもたちが本を選ぶ基準としても興味を推しています。
ストアカ講師になろう×興味
講師として生き残るには「コンテンツ」がモノを言いますが、私が力を入れているのは「集客」です。集客をするためには、いかに自分の講座の価値を伝え、興味を持ってもらうかが重要になります。
以上のように、私の教育テーマに「興味」は欠かせないものなのです。
講座展開や導線
「市川を象徴する興味の講座」は、私にとってフロント講座にもなりますし、バックエンド講座にもなります。
興味の講座がフロントになる場合
・興味の講座→メンタリズム
興味の講座がバックエンドになる場合
・メンタリズム→興味を創り出す大人を養成するコース
・メンタリズム→興味を創り出す大人たちのコミュニティ
もちろんメンタリズムのみならず、話し方、コミュニケーション、読書感想文、講師養成講座などとも繋がります。つまり、「興味の講座」があることによって講座に統一感が生まれ、全講座への導線を引くことができるのです。
ちなみに、肝心の「興味の講座」についてですが、メンタリズムを通じて興味を体験する講座や、興味を引き出す話し方の講座になると思います。
例:その他の教育テーマ
実は今回のテーマである「自分の教育テーマを象徴する講座」というアイデアは、ストアカ講師向けの個人レッスンから生まれてきたものです。その個人レッスンに来てくださった方のテーマは「心理的安全性」でした。
・コミュニケーション×心理的安全性
・Zoom×心理的安全性
・目標達成×心理的安全性
・アロマ×心理的安全性
この場合「心理的安全性の講座」を実施することで、それがフロントとなり、その他の講座への導線を引くことができますね。つまり、集客の可能性が大きく広がるわけです。
自分の教育テーマを言語化しよう
「自分の教育テーマを象徴する講座の作成」は、あくまでも1つの考え方であり、必須ではありません。でも、これがあると講座作成、講座展開、集客などはもちろんのこと、講師としての自分の在り方も固まってきます。
講座を作るかどうかは別として、まずは「自分の教育テーマ」を言語化すると、講師としての方向性が見えてくるかもしれませんよ?