【学生向け】2Dデザインでゲーム会社に就職するのなら相当の覚悟と努力が必要です。
【注意】今回の記事は「2Dイラスト」が好きで「2Dイラスト」で就職活動を考えている学生さんには、少し厳しい記事になっているかもしれません。
記事を読まれる際は、ご注意下さい。
2Dデザインでゲーム会社に就職するのなら、相当の覚悟と努力が必要です。
理由は「ほとんどのゲームは3Dで作られている」からです。
つまりは、ゲーム会社の欲しい人材は「3Dデザイナー」なのです。
そんな事は十分解っていると思っているでしょうが、解っていないです。
何が解っていないかというと「2Dイラストに期待している」という事です。
現状、ゲーム業界を目指す学生さんの多くは「2D志望」だという事。
そう「2Dキャラクターイラストでゲーム会社に入りたい」と考えている事が、本当の意味でその困難さが理解できていないと思っています。
この記事は・・・
ゲーム会社へ入社するなら2Dデザイナーを諦めなさいという話ではありません。
2Dデザイナーとしてゲーム会社を目指す事の難しさを覚悟して努力しないといけない、という記事です。
先にも書きましたが、現在のゲームのほとんどは3Dで作られています。
2D周りは、非常に少ないです。ゲーム画面を見れば解るとおりです。
*2D周り・・・2Dの仕事の事です
現在のゲーム会社が求める2Dデザイナーのスキルとは?
1、デザイン力
2、模倣力
1、デザイン力
デザインが出来るスキルです。
背景のビジュアルボードに代表される2Dの仕事です。
UIデザイン(メニューや表示物等)や小物・武器と多岐にわたります。コンセプトに沿ったデザインが出来るスキルが重要になります。
最近では、衣装デザインもありますね。
2、模倣力
これは、メインイラストレーターが描いた一枚のキャラクターイラストを、まるでそのイラストレーターが描いたかのように、様々なポーズ等に描くスキルです。どんな絵柄にも合わせる事ができるスキルが重要になります。
ポートフォリオにはこの2つのスキルをアピールできる作品を入れる事が、重要な要素になります。
ん?気づいたでしょうか?
キャラクターイラストがない事に。
「イラストだけで入社した友人を知っています」
それは、イラストから「デザイン力」と「模倣できそうな画力」を評価されたのだと思います。
単純にイラストがダントツの上手さで商業的価値を感じたかです。
キャラクターイラストが2Dの中でも、さらに困難な理由は
キャラクターイラストは、すでに有名なイラストレーターを使う方が、ゲームの広報的にも販売促進的にも有益だからです。
上手い無名のイラストレーターより、あの人気イラストレーター〇〇がデザインした・・・の方が良いでしょう。
何度も言いますが、キャラクターイラストがダメだと言う話ではありません
現実的にゲーム会社への就職を考えると、圧倒的に3Dが有利です。
あなたの目標が「2Dキャライラストレーター」なのか「2Dデザイナー」なのか「3Dデザイナー」なのか「ゲーム会社で働く」なのかを考えた時に
同時にその道の難しさと必要な努力も考えてみて下さい。
まとめ
今回は、ゲーム会社に入社するのは、2Dは困難ですよ。という記事でした。おそらくは、今もなお2Dイラストが好きで、2Dを仕事にしたいと考えて「ゲーム会社で働く」という選択をする学生さんも多いです。
その思いは素晴らしく出来れば皆さんがそうなる事が良いと思いますが、反面その選択は困難で、相当の努力がいると知ってほしかったので書きました。もしかしたら、ネガティブな記事に感じられたかもしれませんね。
でも、私の本音は・・・・
みなさんが好きな事で仕事ができる事を本当に願っています。
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