誰も語らない、自己破産後の本当の生活
誰も語らない、自己破産後の本当の生活
【自尊心】
世界的にみると1929年ウォール街の大暴落、2009年リーマンショック、2011年東日本大震災、2020年COVIC-19。
様々な苦境を乗り越えてきた、私たちですが、COVIC-19克服前に、力尽きてしまう人が少なくありません。
世界は、私たちに、【勝ち組】【負け組】、【成功】【失敗】、【チャンピオン】【落ちこぼれ】、いろんなレッテルを張ってきます。
これを読まれている方にも、【自分は勝者だ】【私は成功者だ】と先日まで自信満々だったのに、【自己破産】してしまった。
いまはどうですか?
あなたの心は、【負け組】【脱落者】と言っていませんか。
そんな方にも読んでいただいて、参考にしてもらえればと思います。
【勝者】【敗者】という思考を持っていた方は、最も受け容れたくない現実と、戦っているのでないでしょうか。
この思考から抜け出す方法はありますが、まずはこれから先、どのような生活が待っているのかをお話ししていきます。
これらの思考の対処方法は、そのあとでじっくりとお話しします。
それでは、【自己破産】後の生活はどうなるのでしょうか。
不安でたまらないですよね。
ここからは、【破産申し立て】をして、無事に【免責】になった後の話をしていきます。
【現金】
自己破産の免責が決定すると、それまでの借金は無くなりますが、借金もできなくなります。
というか、してはいけません。
これまでの生活を、省みて無借金生活をしましょう。
何か欲しいものがあっても、今までは、簡単に入手できましたが、これからはそれもできません。
欲しいものが、目の前に現れたときは、「本当に必要なのか」自分に聞いてください。
出来れば、数日あけて考えましょう。
そうすることで、衝動的な考えではなく、冷静な判断ができるようになります。
とはいえ、現金で購入できるものしか入手することができない状態ですから、「欲しい」と思ったら、まずはお金を貯めましょう。
何か月もかかることもあるでしょう。
でも、それが、あなたの現実です。
では、頑張ってお金を貯めることができたとしましょう。
いざ購入するときに、それまでの苦労の記憶が蘇ります。
そこで再び、「本当に必要?」と考えるようになり、自然と「不要」なものは購入しなくなります。なれます。
【養育費】
お子さんのいる方は、養育費も心配の種ですね。
私も、【自己破産】を考え始めたころから対策を練っていました。
そのおかげで、なんとか子供たちの希望を叶えることが出来ました。
このお話は、前提として、奥さんの協力が不可欠であるということがあります。
お互いの信頼関係が、できていないと、子供たちを路頭に迷わせ、不幸の連鎖が始まります。
じっくりと、準備と話し合い(コミュニケーション)の時間をとりましょう。
私の場合、【自己破産】申し立ての2年前から始まりました。
まずは、【離婚】をして、家庭裁判所で、親権を妻にしました。
これには、妻と子供たちに、自立した生活を送ってもらうための準備でした、
旧姓に戻ってもらうのも一つの手だったのですが、子供たちの将来を考えて、実行しませんでした。
学校で、また卒業後の同窓会などで、旧姓で呼ばれるのは、私自身が抵抗感を持っていたので。
で、離婚した後に、別居しました。
その時に、借家を借りて、荷物を整理しました。
それまで、持ち家でしたので、思った以上に荷物があり、将来的に公営住宅に転居する予定だったので。
借家をかりるときは、私が保証人となり借りることが出来ました。
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