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音が遠くまで聴こえてしまう問題

最大負荷ではない重負荷運転時期、道路沿いの緑地帯近くの玄関先にて、騒音が聴こえる期間が一定期間存在します。

通常なら距離減衰するはずの音が、(重負荷運転状態となる)根雪前、雪解け直後の時期、騒音が比較的大きく聴こえます。

どうしてそうなるのか。メカニズム的には、反射波が発生しやすい状況(道路が反射波の伝播媒体となる時期)で気温の変化(一定の気温以下)により、音が遠くまで聴こえやすい状況が発生している、と考えると説明がつきます。

対策としては、防音壁(目的:防音、反射波)、防音チャンバーが考えられます。反射波を抑える措置(植栽、盛り土)も必要です。



音響の基礎:音の発生と伝搬
https://www.soumu.go.jp/main_content/000674398.pdf





騒音伝搬に対する気象条件の影響*
https://www.jstage.jst.go.jp/article/souonseigyo1977/14/1/14_1_9/_pdf

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