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韓国・九州旅行 (前編)


これをもう読んだ方は後編もどうぞ!

経緯

2023年4月,5限が終わりあてもなく散歩していた私は気づくと宮下パークの屋上にいた.フットサルコートわきのベンチに座っていたとき,頭のなかにおぼろげながら 「韓国旅行」という観念が生まれてきた.

思い立ったら すぐ行動.twitterアカウントで韓国旅行を一緒に行ってくれる人を誘ってみた.もちろん誰も返信してくれないだろうけど…

2つのリプライが来た.一人は高校同期の理一 I 君.彼は 済州島なら良いということだったが,僕はソウルの街をぶらつきたいので 趣向が違う. 彼との旅行話はそのまま流れてしまった.(補足すると 1年後の夏休み 彼とウズベキスタンに行くことになる)

もう一人は 理一で同じクラスの K 君.彼は韓流アイドルが好きらしい.私はそういう趣味はないが,旅行のあり方としては近しいものを感じたので一緒にいくことにした.

長崎大学医学部に通う高校同期の友人にも会いたいので 帰りに九州に寄ることにした.釜山と福岡の間にはJR九州が高速フェリーを出航しているので それに乗りたいという動機もある.

…と,小泉進次郎みたいな動機で始まった韓国・九州旅行.
結構面白かったので,例のごとく写真メインで振り返っていこうと思います.

旅程

9/21(木) サークル終わりに羽田へ 韓国へ出国
9/22(金) ソウル観光
9/23(土) ソウル観光
↑前編はここまで
9/24(日) 釜山に移動
9/25(月) 激動の一日
釜山観光後 高速フェリーで福岡へ
福岡に到着後 特急かもめに乗って 長崎へ
9/26(火) 朝の新幹線で福岡に帰還 太宰府観光して夜に飛行機で羽田

よくやったなこの旅程

ソウルに出陣

ひさびさの羽田空港

木曜日の合唱練習終わり.サイゼリヤで同期先輩とご飯
そのまま茗荷谷から羽田に直行

東京の夜景(モノレールから)
手ブレしたほうがおしゃれって気づいた わざと
羽田空港 ねむい
日本橋を模して作った構造物
空港までファストジャパニーズに迎合する始末 敗戦国はつらい
日本最後のめし

インチョン空港に到着

ピーチも客室乗務員やさしくて全然わるくないな
ターミナル間は電車が通っている ハブ空港さすがっす
なあ?三里塚人民抑圧空港
この形状のエスカレーター怖くない?段差はあったほうがいい
スーツケースが落ちていくさまが容易に想像できる
とりあえず深夜便乗って眠すぎるので ロッテリアで時間つぶし兼仮眠(よくない)
空港アクセス特急に乗る.羽田でいう京急エアポ快特, 成田でいう京成
仁川広域市の町並み 観光は一軒家がほぼない
壁のようにタワマンが林立して生えているのが都市計画的に面白い

ソウルきたぞ…!

日帝残滓

ソウル駅 旧駅舎 日帝残滓
日本支配下で作られたので東京駅と似ている(というか弟子が作ったんでしょう?)
右側通行で異国情緒を感じる
むかし朝鮮銀行だった建物 日帝残滓
伊藤博文の「定礎」が現存してた
ふつうにセブンイレブンあります.ちなみに地場資本にCUがありますけど
キャッチコピーが "Nice to CU"でうまいとおもた
ヤポンスキー観光客が大挙してオルチャンメイクをやりたがるので
至るところに日本語広告がある
やっとみつけた ことばある

これが「やっとみつけた言葉がある」という歌いだしなんですよ
この前 この曲歌ったんですけど

明洞の教会
韓国はクリスチャンが多いですからね
清渓川 前ソウル市長の李明博が開発
市民の憩いの場となるように 沿道が開発されている/ 流量がおだやかなのはいいね
日本大使館は改修工事中
焼身自殺とか身を挺した抗日運動がまだあるのでバスで厳重包囲されている
従軍慰安婦像 近くに警察官いて写真とるのビビった
おれがもうちょっと右翼だったら卵なげつけてるけど 幸いそうじゃないから安心して

景福宮 ~軍事演習の爆音を添えて~

景福宮
衛兵交代の儀式
天井が日本みたい
韓国軍の演習を景福宮から
うるせええ 厚木とか沖縄の気分です
こういうのが30分に一回くらい見られる(近くに陸軍記念日がありそれの予行演習だったそう)
MINISTOPで休憩
ソウル市民博物館で発展をみる
統治下の日本の白黒写真
現在のソウルの裸の姿(ビルが映える前の原風景)をみれる
ナンデムン
韓国はBRTが発達している(中央に独占的なレーンをもつ)
地下鉄も東京並みに整備されているし個人交通の集約は日本より進んでいるね
南山タワー
ソウルの夜景
山がちな風景(漢江によって削られた地形)にできた都市なんですね

北朝鮮に凸

今から北朝鮮との境界に向かう
ユンソンニョルが軍を使って包囲したところ
これが境界にちかいところ
朝鮮戦争後ずっと放置されていた機関車
福島浜通りに放置されていた特急車両もあったね
北朝鮮を望遠鏡で眺める.
極貧国を眺める視線には カイジの富裕層が底辺民を眺めるような優越があるような気がする.
ぼくの性格がわるいだけでしょうか
対岸の街はモデルシティとして いささか待遇がよいようだ.
戒厳令…
南北統一されていれば鉄道網で欧亜をつなげることができる.この図をみて韓国は実質的に島国であることを再確認した.
脱北者たちが故郷をしのぶために集会しているという.(ガイドの韓さん談)

ソウルをぶらぶら

緊張感のある境界地域からソウルの明洞に戻ってきた.実は50kmも離れていないのに 観光客もたくさんおるし,見慣れた西側資本チェーンも大量にあり 戦時中とは思えない歓楽街が広がっている.異国なのに不思議と我が家に戻ったような安心感をおぼえた.

これからは そんなソウルを探訪する.

王朝時代の城壁

朝鮮も中国にならって街を取り囲むように城壁を作っていた.ウズベキスタンのヒヴァもそうだが,陣地防衛のための壮大な建築は大陸特有であり異国情緒を駆り立てる.

漢江河岸段丘にできている都市なので傾斜がおおい気がするね
こういう一軒家が並ぶ光景はなかなか見られない
おーいお茶で休憩 イルボンを感じる

清渓川沿いを歩く

清渓川沿いに汚い外装したビルが並ぶ.露店が多くあったり,ここらへんは韓国の発展途上国みを残していると感じた.(ソウルの中心部は新宿くらいには発展していたので対照的)
清渓川
川というより細長い公園だね.李明博さすが
叩き上げの社長なだけあり手腕えぐい

後編もぜひどうぞ!


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