10年前の河村たかし政治塾の話2
日本にしかない法律があり、それが、国会議員を稼業(生活のための仕事)にしてしまったと述べている。
国会法35条
あらゆる公務員より、国会議員の給料を高くする。
国会法36条
国会議員は退職金を受け取ることができる。
この法律2条が国会議員ひいては、日本をおかしくしている。
いわゆる特権階級ができてしまったという。
政治家の給料は、本来は低く、低いところでは、
世界一暮らしやすい町のバンクーバーは、
法律で市民の平均としていて、毎年、変動だそうだ。
シュワルツネッガーは、ただでやっている。(*^▽^*とも言っていた。
国会議員を特権階級にしたことについて、
遡ると、敗戦時になり、
マッカーサーとニシザワという人が日本が全世界相手に戦争をどうしてしたかを研究して、
国会議員を特権階級にしたという。
国会があったのに、戦争に行き着いた。
その当時、国会議員は、民間会社の部長級の給料だったという。
その給料でもやってくれる方が政治家になったという。
それで、それが、原因のひとつだろうと考えたニシザワという人が、
当時、そのくらいのクラスの人が政治をやっていては、
また、戦争を止められなかったと同じで、
共産主義革命が起きてしまうのを恐れて、簡単には、国会議員になれないようにしたという。
しかし、それは、失敗だったと後から、述懐したとのこと。
国会議員を特権階級にしたことで、それが、議員を一生やる稼業にしてしまったという。
議員は、本来なくて良い仕事であり、志ある人が、無給でやるべきものであるところ、それに執着することになってしまったという。
それで、お金の使い方が分からない政治家が生まれてしまった。
また、外国では、税金では、食べれないので、政治家は長くは続かない。
それが、国王が入れ替わるように、権力者が長く続かないようにする人類の知恵であるにもかかわらず、日本は稼業で生活のために政治をしている。
こんな感じです。
これらを河村たかしは面白おかしく話していました。
続きます。