10年前の河村たかし政治塾の話7(リチャード・クー編1)
河村たかし政治塾に行って来ました。
前は、プレ開催ということですね。
開講式ということで、始めに河村たかしの挨拶がありまして、それから、リチャード・クー氏の講義がありました。
まぁ、塾生と言うことで、起立、礼なんてありまして、河村たかしがこんなの嫌いだけど、と笑っていましたが、規則ということでした。
最前列に座っていましたので、河村たかしが起立と司会が言った瞬間、笑っていましたね。
内容については、詳しく次回に解説しようかなと思いますが、あのリチャード・クーが目の前にいるので、スゲーなと思ってしまいましたね。
また、私は、リフレ派ですが、このリチャード・クーの話を聞いて、やはり、財政出動も有りかなとも思いましたし、
リチャード・クーは、単に現状分析をしている研究者なので、解決方法や実際の政策を創る人でないので、
このクー氏の話を踏まえ、その分析から外れることを避け、リフレ派が言う日銀の国債引き受けを実施して、市場にお金の流通量を増やし、政府は、減税し、かつ、公共投資を活発にすれば良いと思いました。
民間がお金をもっと、銀行から借りて、投資に使えば、良い解決になるということは、だいたい、経済学者の共通の理解かなと思いましたね。
そして、クー氏のバランスシート不況は、アメリカ民主党政府筋にも浸透していて、
バーナンキ議長も承知しており、クー氏がバーナンキにアメリカ議会報告に同席したとき、自著を献本しようとしたら、
あー、それ要らない。もう、読んだ
とのことであって、クー氏と同じ主張をアメリカ議会で一緒にしたのだそうだ。
こういうことであれば、インフレターゲット等のバーナンキの自説を曲げたということ?
とも思いまして、経済は、複雑怪奇だと思いました。
これについては、分析が必要ですが、
これで、株価は、当分の間、世界的に大きな変動がないということを象徴しています。
実際は、10年間いろいろありました。