DX化と言わないで
ひとり情シスとなり、
上司から「業務のDX化しないと」と言われることがあります。
「難しいですよね~」と返してしまいますが、
内心は「時間・予算がとれるならやります」といった感じです。
DXとは?
業務効率化や新サービスの提供という目的を
デジタル技術を活用して達成・変革する
という認識です。
ツールを入れて満足するなよ
ってことですね。
DX化とは??
改めて言うほどではありませんが、
「DX」は「デジタルトランスフォーメーション」の略で、
トランスフォーメーションは変革と言われます。
「DX化」は頭痛が痛いみたいに同じ意味の言葉が使われてませんかね。
ということで、
「DX化」意味をちゃんと考えたときに、
「DX」と「■■化」が組み合わさった言葉なのかと思いました。
「■■化」には
「電子化」「デジタル化」「IT化」「ペーパーレス化」などの言葉が入ります。
言っている側は
アナログ部分の何かしらに変革を起こしたいが、
実務上の何が変えられるかわからないから実務担当者に投げたい
といったことでしょうか。
とりあえずやったこと
とりあえずは、
無料でできる範囲で「システム間のデータ移行を手入力している」
があったので、
図のような連携をcsvとAPIで行いました。
データ移行が手作業なので、
チェックの時間もありましたが、
全体2人日作業も0.01人日作業となりました。
DX自体は物理データの方がしやすいよね
契約書や受発注書は組織を跨ぐような書面が多いため、
ツールを入れることができれば、
紙書面がなくなりデータで作成されるので、
組織に変革を起こした!!
として経済産業省が言っている「DX」ではないのでしょうか。
最後に
タイトルの「DX化と言わないで」としていますが、
別に言っても良いと思っています。
ただ、
「DX」は経営者と従業員が一体となって取り組む必要があると思いますので、
私の思う「DX化」だとトップダウンの丸投げになってしまいます。
なんにせよ、
「DX」はシステムやツールを導入するのが早いですよね。
てか、多少の連携補助ぐらい導入したITベンダが教えてくれよ…