工作所と図工室にて

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『工作所と図工室にて』 千葉県松戸市松戸726-9

    • 作家紹介その3 青木威明 Takeaki_Aokiya 【図工室にて】

      2019年からこの建物で作業する事が始まった。あれから5年経った。高2の息子が小学生の頃だ。目の前の森は、5年前とさほど変わってない様だ。しかし植物は目に見える部分だけが存在ではなく、地表や地中または動物によって別の場所へ運ばれる。 人は自然から恩恵を頂くが、ほとんどが頂くのみでお返しをしない それは不自然だと、植物から言われている様な気がする。 地中の水脈や気道、音や電磁気的な「目に見えないもの」を 少しでも感じ、想いを馳せる事は生産性の向上には役に立たないが、この地 

      • 作家紹介その2 【House Warming】 Airi Kawakami × Felix Idle 2人展

        廃墟というものが入り組んだ思念・悩みの塊であるとすれば、それらをほどき、生命の営みをいだく家として再び息を吹き返させることが、今回の私たちの仕事だと考えています。 創作という行為によって水面下の問題に形を与えることで、長い時間放置されてしまっていた綻びを、新しいものへと昇華させることができます。 本展のタイトルは「引っ越し祝い」の意味合いで使われるフレーズですが、血流の循環が停止され、冷たくなった家を文字通り暖めるという意で、”ハウスウォーミング”をテーマとして掲げます。

        • 作家紹介その1 室井良輔 Ryosuke Muroi 【工作所と】

          セルフビルドから考える。こつこつと作られた物をきっかけに、家のこと、子供のこと、周りの森のことを思う。時には地球規模で考えてみる。家でのものづくりがつながる先を考えてみる。 室井良輔【工作所と】 1983年生まれ。家具製作、造作工事、グラフィックデザインの経験から美術作品の制作をしている。その場所の条件や来歴といった特性を手がかりに、コラージュの手法でインスタレーションや立体に展開している。2020年より松戸に制作拠点となる工作所を作るべく物件の改装を進めている。青木威明と

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        • 【科学と芸術の丘2024】関連企画カタリストイベント-展示
          4本

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