未来に進むための場所/発見のための本棚/残された時間に何かを残すために/note10周年
4月9日(火)雨
日本の3月4月は雨季になってしまったのだろうか。本当に毎日雨がよく降る。気温はそんなに低くないはずだ、と思って確かめたら夜が明けてからさらに下がっていて、今は11.6度。ただでさえ雨が降っていると薄寒く感じるが、実際に気温も下がってきているのだなと思った。
昨日は東京にいたが夜は7時の特急で帰ることにしたので出かけるかどうか迷ったのだが、まず東京の自宅の整備を考えることにして、遠くには出かけずに昨日書いたような「なんとなく過去に引っ張られてしまうようなベクトル」の働く場所ではなく、「自分が未来に進む、未来を作るために役に立つ」ような場所にして行きたいと思ったのだった。
自宅は幹線道路から近く首都高のランプからもすぐなので車で往復するには比較的便利な場所なのだが、駅はどの方向に歩いても10分はかかる。家の周りにはコンビニはセブン・ローソン・ファミマが三つともあるけれどもスーパーはどの方向に歩いても10分以上かかる。家具店や家電量販店は割と近いのだが毎日行くところではない。以前は和食のファミレスが近くにあったのだが違う店舗に変わってしまった、などのことがあり食事の調達にちょっと考えなければならない場所になってしまったので、買い置きで外に出る気が無くてもとりあえずは食事ができるようなレトルトを少し買い貯めておき、おやつ的なものも少し買うなどして生活できる感じを取り戻すことにした。パックごはんを買っておいたが、考えてみれば炊飯器も使えるから米を買っておけばご飯は少なくとも食べられる。生活感覚を少し取り戻しておかないとと思った。
未来に役に立つ、というのは具体的に言えば書籍やマンガ、レコードそのほか、本棚を「文章を書く発見のための本棚」にするということだな、というのは整理しながら思った。日本史なら古代史から現代史まで、歴史小説からマニア向けの本、研究書野心書などの教養書など、雑多にさまざまおいてあるから本棚を見て「今日はこれについて書こう」とか「この辺もう少し調べてみたい」などとすぐに発想できるようにはなっていないなと思った。これは映画のパンフレットや美術書なども同じで、アメリカのイラストレーションの本の隣に生け花の本があったり、球体関節人形の本があったりというのはやはりあまり役に立つ感じにならない。本の持つベクトルやオーラみたいなものが大きくなるような配置というのはあるから、その辺を気をつけてやっていこうと思ったのだった。
まあ方向性が出たので少し進めはしたのだがなかなか片付いたというところまでは行く前に出かける時間になり、洗濯をしたりゴミを捨てにいったりしてから家を出て、バスで地下鉄駅まで行き、東京駅に出て丸善で仕事の本を買ってカフェでハヤシライスを食べて駅に行った。
流石に午後6時台というのは中央線激混みだなとは思ったが、7時発の特急の中は空いていてまあそこだけ我慢すればあとは楽かもと思った。甲府を過ぎたあたりで友人から電話が入り、車内だからといったらショートメッセージを送ってくれるというので待っていたら、共通の友人の訃報で驚いた。高校の同級生だが、生徒会や級長など中心になってやってくれていた人で、昨年の同級会も彼が呼びかけて実現したものだったから、突然の訃報に驚いた。家に帰ってから友人に電話して詳しい話を聞いたが、やはり突然のことだったようだ。葬儀の日は少し忙しい日なのだが、弔問だけでも顔を出すようになんとかしたいと思った。彼の冥福を祈りたい。
それにしてもまだ若い。私のクラスではもう6人も亡くなっていて、60を過ぎたばかりというのに早すぎるなと思う。自分もそんなに残された時間は多くはないと思って過ごさないといけないと思うし、死ぬまでの間に何かを残せるようにしっかりやりたいと思ったのだった。
また雨が強くなってきた。今朝は水道代を払いに行ったりいくつか用事は済ませてきたが、家の中でやることもいろいろあるのでその辺りから手をつけて行きたいと思う。
なんと無く湿っぽい文章になってしまったが、noteを見ると4月7日でサービス開始10周年とのこと。おめでとうございます。私は2014年4月8日、つまりサービス開始の翌日に登録し初投稿しているので、まあごく初期からの参加者と言うことになる。株式が公開された時もかなり早い時期に買っている。まあつまり今後の展開にさらに期待しつつ、これからもお世話になるだろうと思う。今後ともよろしくお願いします。
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