ヒズボラの通信機器が2日続けて多数爆発/ロシアの弾薬基地が大爆発/中国の日本人学校の小学生が刺殺される/少年の自分、大人の自分
9月19日(木)曇り時々雨
今朝は4時ごろに起きたのだが、その時は曇っていて、6時前から降り出し、8時ごろまでは降っていたのだが、先ほど上がって虫の声が聞こえる。おかげであまり気温が上がらず、今も23.3度なのだが、最低気温も21.9度で、当地ではこのくらいだとやや寝苦しい時もある。昨夜はパジャマを着ないで寝てしまったので朝方少し冷えて、パジャマを着たらかなり汗をかく、という眠りにくい時の状況が現れた。このまま涼しくなってくれればありがたいが、明日は最高気温32度の予想で、この秋最後の真夏日になるのかなという感じだ。
昨日は松本に整体に行って、最近体がだるくないですかと言われたからそうですねと言ったら、暑さがぶり返して汗をかいているのに夏の頃のようにきちんと処理していないからそれでだということがわかり、思わず苦笑いした。実際、ここ数日の暑さはもう秋なんだからと気合で乗り切ろうとしていたので、そういう無理が出ているのだと認識できてよかった。こまめに汗を拭いたり、どうしようもなければ入浴したりお湯を浴びたりして乗り切ろうと思う。
確かにここ数日やる気が出ないというか仕事にしろ何にしろ積極的に取り組む気持ちになれないでいたのだが、疲れとかメンタル的な理由を考えてしまっていたので、そういう割と単純なことが結構大きかったというのを知って苦笑い、という感じがあった。健康面を考えつつメンタルも良い感じにして頑張っていきたいと思う。
実際、今朝5時過ぎに車でヤンジャンを買いに行った時に朝焼けが綺麗で、空の色が好きだなと思ったのだけど、こういう満足感みたいなものが自分のメンタルを整えていくにはとても大事なことなんだなと改めて思ったりしたのだけど、自分の中にはそういう少年の自分、一発すごいことをやってみたいと思っている青年の自分、周りとバランスをとりつつ自分の中の良いこと、正しいことを実現していこうとする大人の自分、そういうもの全部をぼーっとみている老人の自分みたいなものがいて、やはり少年や青年の自分の部分を元気付けていくことがよりよく生きる上でも大事だなと改めて思う。大人の自分だけで生きるにはこの世界は大変すぎるし、心の中のビビッドな部分をいつも生き生きとしたものにしていけると良いなと思っている。
新たなコンテンツを読む余裕がなかったのでそういうものについては今日は書けないが、そういうものについてもなるべく書いていきたいと思う。
世界で起こったさまざまな事件、平和な時代の終わりは近いのか、ということを感じさせることがいくつもあった。
一つはレバノンのヒズボラの数千個のポケベルが爆発した事件。これはイスラエルはノーコメントを貫いているが、イスラエル以外にこんなことをやる集団は考えられないし、イスラエルがやってないなら否定するだろうから、やはり彼らなのだろうとは思う。イスラエルは原爆を開発したときも肯定も否定もしないという姿勢で、現在も「事実上の核保有国」であるし、何をやるにしても国際社会の見解などは初めから聞く耳を持たない姿勢で一貫している。アメリカも事実上の非難声明を出しているし、名前を使われた台湾の企業も大迷惑だろう。日本のアイコムのトランシーバーも爆発したということなので製造過程というよりどこかで改造されたかすり替えられたということだと思うが、イスラエルを支持するハンガリー国内の企業ということになると追及も難しいということになるのかもしれない。
17日のポケベルに続いて18日にはこのトランシーバーの爆発があったということで、2日連続でそうした攻撃があったということになる。ガザでの人道状況の悪化を非難されても、西岸への入植を非難されても、さらにこうしたエスカレートした手段を取るのは「生存のための不退転の姿勢の現れ」なのだろうとは思うが、かなり顰蹙を買っていることも事実で、逆にアメリカ大統領選に影響したりすることもあるのではないかという気もする。よりパレスチナに同情的なハリスが勝つと、日本はどういう影響を受けるのかと考えると、これもまた頭が痛いことなので、変な方向に行かないと良いのだがなあ、と思った。
もう一つは今朝知ったのだが、ウクライナがロシア北西部のトロペツという都市近郊にある大規模な弾薬貯蔵庫をドローンで攻撃し、この戦争で最大の弾薬量を爆発させたのだという。
この攻撃では弾道ミサイルと含むかなりの弾薬が爆発し、マグニチュード3程度の地震が何度も起きているらしいのだが、これはほぼ核爆発に匹敵するような揺れらしく、核弾頭が本当に含まれていないのか、気になるところである。
それにしてもドローンにしろ電子機器にしろ、こうしたある意味コモディティ的な印象のあるものが兵器として使われ、戦況を左右するような手段になっているというのは本当に新しい時代の戦争だなと思う。ウクライナの攻撃は正当だと思うが、イスラエルはこの戦争の正義を10月7日のハマスの越境攻撃への報復、鎮圧、殲滅としているのだから、こういういわば「汚い攻撃」はその戦争の正当性を削ぐのではないかと思う。岡崎久彦氏は「騎士道的であることは戦略的であること」と言ったそうだが、イスラエルの伝統に騎士道はないかもしれないけどそういう「正義を標榜すること」である意味自らの手足を縛る正当仕草みたいなものはイスラエルには無縁だよなあという感じはする。
もう一つ痛ましい事件は中国深圳で起こった日本人学校の生徒が襲われたことだが、今日になってその小学生男児の死亡が発表された。全くひどい事件である。
昨日9月18日は昭和6年(1931年)に柳条湖事件が起こった日であり、中国では反日的なムードが高まる日であるのだが、そういうこともあって犯人はそういう行動に出たのかもしれない。「愛国無罪」を狙っているのかもしれないが、いずれにしても理不尽である。それこそ戦前の日本軍だったら報復攻撃に出たことは十分考えられる。
もう93年前の事件を今なお引きずっているというのは中国の愛国=反日教育の「成果」なのだとは思うが、そのために犠牲になるというのは理不尽すぎるだろう。六月の事件に続いての事件だから、中国への赴任を拒否する例も今後は増えてくるかもしれない。日中関係にも深い傷を残すことになるだろう。
「女性の一人暮らしの部屋に男性のエアコン修理工が来ることは安全を脅かされる」みたいな話が炎上して、ブルーカラー差別の人たちが炙り出されてきているけれども、安全を神経症的に追い求めるのも新たな差別を生む原因にはなるのだけど、特に今回の事件に関しては中国政府にそれへの対応を求めるしかないところは歯痒いところではある。
日中関係、米中関係も良くなる見込みは当面持てないから、安全は自ら確保していくしかないということになるのだろうなあとは思う。
なかなか明るニュースを書けないのだが、まあ世界的にみてもそういう時期というのはあるよなあとは思う。より良い方向へ進むように自分は自分のできることをやるしかないのだが。