「成人男性の悪魔化」が進んでいる/山岳信仰と狩猟文化
1月6日(土)曇り
なんだか疲れてしまってブログを書けないまま時間がたってしまったので、更新が遅くなった。
また昨日に続いて小児性愛者団体が性的少数者のグループから排除された件に関する議論を仕掛けてきた人がいて、指摘されたウィキペディアを読んで自分の理解が正しかったことが確認できたのでまあ得るものはあった。
ジェンダー問題というのは本当に面倒な話になっているのだけど、特に最近感じるのは、成人男性が少年や少女と恋愛することを犯罪視する傾向の強まりで、要はこれは成人男性の悪魔化を進めたいフェミニズムの勝利ということなのだろうと思う。
当然ながらこんなものはそのうちバックラッシュが来ると思うが、それまでの期間に損なわれるものの多さ・重さを感じると暗い気持ちにはなる。早く世の人がまともな感覚に戻るとよいのだがとは思う。
「アマテラスの誕生」では古代遊牧民族の「天」に対する信仰は「太陽」や「月」に対するものでもあった、とあるのだが、「テュルクを知るための61章」では天=テングリ信仰について太陽や月のついての記述はなく、そのあたりは確認できなかった。
ただ山岳信仰・大樹信仰の起源は狩猟の成功を祈る狩猟文化の表れだという指摘があり、これはなるほどと思った。日本では山岳信仰は修験道などの霊力信仰と解釈されがちだが、諏訪信仰がもともと狩猟や戦争での勝利などをいのるものであったことなどを考えると説得力があるように思った。
やはり古代文化などは同時にいくつかの本を読んで比較しながら読み進めるのがより理解が立体的になってよいように思ったのだった。読みかけになっていた大林太良「神話学入門」なども併せて読むとよいかもしれないと思う。
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