ジャンププラスで「忘却バッテリー」150話を読んだ。地味キャラにちゃんとスポットライトを当てて物語が作られる魅力。
5月2日(木)曇り
昨日は午前中から降ったり止んだりだったが、夕方からは割合続けて降っていた。ただそう強く振る時間はなかったのだが、気温が下がって5月にしては薄寒い感じになっている。
昨日は午前中決算の修正処理をやってもらいながら自分は金融機関をいくつか回って連休明けの引き落としの資金を準備したり。いろいろやることがあり、疲れも出てきていて大変なのだが、まあぼちぼちやっていきたいと思う。
ジャンププラスで「忘却バッテリー」の第150話を読んだ。このストーリーは清峰と要という天才バッテリーが主人公なのだが、その周囲にいるキャラクターもすごい才能の濃いキャラクターが多いのだけど、当初から「山田太郎」という「ふつうの」キャラクターがみんなをまとめるポジションで重要な役割を果たしている。また、当初は完全なモブキャラとしか思えなかった「鈴木さん・佐藤さん」が努力で才能のある一年生が入った後もポジション争いをしている。
前回は、満塁打を打たれた清峰がチャンスで「佐藤さん」に交代させられ、佐藤さんが天才の一人・帝徳高校の陽ノ本から2点タイムリー2塁打を放つ、という場面でかなり盛り上がった。初めて応援に回った清峰が、「応援ってこんなに本気でやるものなんですね」と気付く場面がとてもよかった。
今回は、打たれた陽ノ本が本来のエースではあるが性格に難ありで後半にしか出てこない飛高に交代させられ、キャッチャーも新人類的な乗富から地味な益村に交代する。この回の主人公はこの益村である。どちらもキャラが濃い飛高と乗富では相性が悪く、何を考えているかわからない飛高の「研究」をすることで彼の理解を深め、エースである飛高の力を最も引き出せるキャッチャーになる。
奇矯なキャラ、才能のあるキャラが面白い分だけ、地味なキャラにもちゃんとスポットライトを当てて物語を作っていくところがこの作品の凄さ・魅力であり、また面白さなんだよなと改めて思った。
アニメも放映中なので新しい読者も流入している感じだけど、この作品の魅力がまた広く届くといいなと思う。
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