現代音楽になる直前の近代音楽/パレットジャーナル:自分なりの手帳技術を確立したい

11月15日(火)雨

弱い低気圧が通過したのか、5時過ぎに外に出たらしとしととした雨が降っていた。昨日の午後東京を出て実家の方に戻ったのだが、やはり公共の交通機関というのは近くの座席に不愉快な人が乗っていると影響を受けるなと思う。東京始発の特急は1日に一本しかないので貴重なのだけど、割合そういう人が乗っている可能性が高くて困るなと思う。どういう理由があるのかはよくわからないし運が悪いだけかもしれないのだが。

昨日は午前中は地元のスーパーなどをみて周り、少し前とどこが変わったのかとか確認していたのだけど、小規模だった安売りスーパーが移転してかなり大きくなっていて、月曜の昼前にしてはめちゃくちゃ混んでいたのでうーんと思った。その隣には幸福の科学のUnibersityがあって一種独特な雰囲気を醸し出しているのだが、周りが庶民的な雰囲気(他にもそのスーパーの専門店やマツキヨ、西友、ツタヤなどが並んでいる)なのにドーンという感じですごいなと思う。

午後は出かける前は以前ディスクユニオンで買った中古のミケランジェリのレコードを聴いていたのだが、ラベルの「夜のガスパール」とかを弾いていて、ああこういうのが私は好きだなと思った。ドビュッシーとかもそうだが、「現代音楽が始まる直前の近代音楽」みたいなものが、割と好きだなと思う。マーラーとかも含めて後期印象派と言われるものに多い。最初に好きになったのはこの辺りではエリック・サティか。大学生の頃から聞いてはいた。

3時過ぎに出かけて丸の内の丸善で仕事の本を買い、あと何か気になるものをと思ってパレットジャーナルの本を探した。

「パレットジャーナル」というのは手帳の技術みたいなものだが、最近流行っているようで、先日松本の丸善で本を見ていてその傾向の本がいくつかあったので立ち読みした。

生きている中でちょっとしたメモとか予定、備忘録みたいなもの、それからその時に思いついたことなどを忘れないようにするためにどこかに買いておく、ということがよくあるが、どうもなかなかうまくいかないのが実情で、今は忘れないようにするために書いているのはiPhoneのリマインダー、先々の予定を書くのはバーチカルのスケジュール帳、朝考えたことや思いつきはA4のコピー用紙に書いてクリアファイルに挟んでおく、みたいな形でやっている。ブログの元ネタなどはここに書き留めておくことが多い。

けれどもリマインダーは用事が済んだら消してしまうから何かをやった記録として残らないし、スケジュール帳は細かく書くと日付のところに書ききれないし、A4用紙はすぐに枚数が増えてまとまらなくなってしまう。こういう細かな「書き」、小さな「書いたもの」の整理というのはずっと課題になっているのだけど、パレットジャーナルはそのまま使えるわけではないけれどもそのヒントになるように思った。

ただこの手の文房具物やちょっとした工夫物というのはどれもそうなのだけど女性用に可愛く演出するみたいなものが多い。これは女性だとそういうのを見て「気分が上がる」「落ち着く」ということがあるからだろうし、そういうことに気を遣っている人が女性の方が多いということもあるのだろうけど、どうも自分には参考にしにくいなと思っていて、ちょうどいい本を探していた。

昨日買ったのは紙製品を扱う平和堂監修の「心と頭がすっきり片付くパレットジャーナル活用ブック」(法研、2020)という本で、割とシンプルで読みやすい感じがした。そろそろ来年度のスケジュール帳も用意する時期なので、うまく自分なりの手帳技術が確立できるといいなと思ってはいるのだが。

いいなと思ったら応援しよう!

kous37
サポートありがとうございます。記事内容向上のために使わせていただきます。