KOURIN

アートは観るのも作るのも大好きです。美術館で名画を鑑賞していると感動とともにインスパイアされますよね、その創作意欲をアナログ(水彩やペン画)やデジタルで表現しています。最近は絵本を書きたくてストーリーを文章化し始め、挿絵も平行してドローイングしています。

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アートは観るのも作るのも大好きです。美術館で名画を鑑賞していると感動とともにインスパイアされますよね、その創作意欲をアナログ(水彩やペン画)やデジタルで表現しています。最近は絵本を書きたくてストーリーを文章化し始め、挿絵も平行してドローイングしています。

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  • あらいぐまのハリー

    あらいぐまのハリー第一章をマガジンにまとめました。第2章は執筆中ー

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あらいぐまのハリー第3回

前回(第2回)までのあらすじ あらいぐまのハリーは、春になり大好きな釣りに出かけ川釣りを始めたら、突然ボブという大きな熊から話かけられた。ボブはハリーが何でも洗うのが得意と聞いたらしく、はちみつなどで汚れた自分の髪の毛をヤマメ一尾と引き換えに洗ってくれないかとお願いしてきた。 ハリーはこれに了解し、ハリーの家で洗うことにした。 第1回と第2回のリンク 第1回 https://note.com/kourin1970/n/na067c985bcd7 第2回 https://not

    • あらいぐまのハリー第2回

      前回あらすじ(第1回 https://note.com/kourin1970/n/na067c985bcd7 も是非読んでね) プラシノスの森に住むあらいぐまのハリーは釣りが大好きですが、長い冬の間は釣りができませんでした。春になりやっと楽しみにしていた釣りに出かけることになったハリー、心ウキウキ釣りを始めたら後ろに大きな熊が立っていました。 *******************************************************************

      • あらいぐまのハリー

        第一章 熊のボブ 雪の残るカヌレ山の頂きを朝日がキラリと宝石のように輝かせましたが、ぶなの森はまだ夜のやみを抱いたまま静かに寝息をたてています。 高原の草たちが風もないのにそわそわ揺れ、小川にパチャッと小さな音がしました。 昇る太陽は光のたばを森に投げ入れ、おどろいた夜の虫たちは追われるように寝床に入っていきました。 ふくじゅそうの黄色い花が光を求めて背伸びをし、クモの巣を伝う朝つゆに小さな虹が映る頃、あらいぐまのハリーは大きな伸びをしてベッドから起きあがりました。 ハリ

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      • あらいぐまのハリー
        3本