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日本の音楽活動が、変化に対応しきれなくなっている件について。

お疲れさまです。Stay Homeが続いてますがいかがお過ごしでしょうか。

私は今ビッグバンドにドラムで参加してるのですが、練習が月1回あり大体第3日曜日です。が、5月の練習も・・・残念ながら中止となってしまいました。

まあしょうがないですね。緊急事態宣言が一部の地域では解除となりましたが、東京やその周りの神奈川、埼玉、千葉、あと大阪、京都、兵庫、北海道は延長だし、

あといつもお世話になっているスタジオも休業延長ということなので、ここはもうしばらくの辛抱。。と思いたいですが、どうなんでしょう。

「新しい生活様式」はまだまだ続く

緊急事態宣言が解除されたとしても、すぐにはみんな元どおりというわけにもいかないでしょう。

厚生労働省の「新型コロナウィルスを想定した新しい生活様式」をしばらくは続けるということになるのではないでしょうか。

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この中の(3)日常生活の各場面別の生活様式の「娯楽、スポーツ等」には

・狭い部屋での長居は無用
・歌や応援は、十分な距離かオンライン

とあります。
スタジオに集まったとしても長居はできないし、もう外で向かい合わずに音を出すしかないですね。

あとはオンライン

最近流行りのテレビのリモート収録みたいに、各人が一人でスタジオに入りモニターを見ながら合奏ならできるかもしれませんが、そのための設備も準備しなきゃいけないし、とても現実的でない・・・と思いつつ、調べてみたらリモート合奏もなんか面白そうだなと思えてきました。

テレワーク(リモート)演奏の方法!


手軽にパソコンでZOOM使ってできればいいですが、家で音出せるなんてそうそうできないでしょうし、金管ならサイレントブラスでできる?でもサックスは?

ドラムも生だとスタジオ行かないとできないし、ベースやピアノだって・・・

と色々想像をめぐらしてみましたが、調べてみたら、リモート合奏のやり方を教えてくれるサイトがありました。

◆テレワーク演奏(リモート演奏)の方法をシェアするよ!動画編集ソフトを使ったやり方も紹介【合奏・合唱もスマホでいける】


これはリアルタイムに一緒に演奏してるわけではなく、別々に弾いて、それを後で動画編集して一つの動画にするといった方法です。

各自が音源やクリックを聞きながら演奏し、その動画を撮ります。そしてそれを動画編集ソフトで編集し一本の演奏動画にするのですが、

2~3人ならやりやすいかもですが、ビッグバンドとか大人数になるとちょっと大変そう。
でもその場にいる人の音を聞きながら一緒に演奏することにはならないので、通常の合奏とはちょっと違いますね。個人としての練習にはなるけど、これは一つの作品を作る方法です。

ヤマハのオンライン遠隔合奏サービス

ところが、さすがYAMAHAですね。オンラインでの遠隔合奏ができるサービスがあるそうです。

ヤマハ オンライン遠隔合奏サービス『SYNCROOM』

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『SYNCROOM』公式サイト
https://syncroom.yamaha.com/https://syncroom.yamaha.com/

これは現在ベータ版が公開中で、2020年6月頃より正式公開予定だそうですが、独自の技術を使用した回線を利用した「SYNCROOM」というサービスです。

これだと離れていても違和感を感じることなくセッションを楽しめるということなのですが、最大5拠点。ということは最大5人までしか同時に演奏できないようです。

う~んやはりビッグバンドはムリそうですね。

あとアプリを使うのはいいとして、楽器とどうつなぐのか、電子楽器ならシールドで繋げば良さそうですが、生楽器は?マイク?

ヤマハとソニーが「NURO光」を通してやったというオンラインセッションの体験イベントがあったらしいですが、子どもたちの演奏してる動画があり見てみました。

https://www.sonynetwork.co.jp/corporation/event/2020/online/00.html

なるほど離れててもほとんど違和感なく演奏できそうですが、こんな音出せるところとなると、やはりスタジオとかそれ相応のスペースじゃないとできなさそうですね。

あとこういったオンラインには欠かせないネット回線。

有線の光回線でも何箇所もピッタリ同期させるのは難しそうですし、こういう特別な技術使わないといわゆる合奏の実現はそうとう難しいんだなと思いました。

やはりその場で音を聞きながら、空気を読みながらの演奏というのはオンラインでは難しいのか?

いやまだこれから5G、6Gとかの時代になれば普通にできるようになる・・・のではないかと思います。


あとバンドの楽しみの一つでもある、ZOOM飲み会はすぐできそうだし、こっちのほうが手軽で現実的かな^^;

ZOOMで会議とか体験した人も多いかもしれませんが、仕事関係なしにバンドでZOOM飲み会も楽しいかもしれませんね。

「東京ジャズ」もオンラインに

てことでまだまだ世の中はコンサートとかイベント、続々中止、延期が続いてます。

5月に予定されていた「東京ジャズ」も中止でオンライン配信になるそうです。

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5月23日(土)、24日(日)で、無料らしいのでそれは嬉しいのですが、どんな感じで演奏するのか。

先日の国際ジャズデイは、実際にステージで大勢で演奏してたり観客もいたアーティストもいましたが、一人だけで演奏という人がほとんどで、バンドやグループでの演奏はやはり難しかったんだろうなと思いました。コンサートの映像は過去のものだったかもしれませんね。

なので今度の「東京ジャズ」もソロとかあっても少人数か・・・。無観客でステージ上で普通に演奏ならかなりいいと思うのですが、無料でそこまでやってくれるのか。

ましてや海外のアーティストもいますしね。このためにわざわざ日本にまで来ないでしょうから当然リモートか?
それこそリモートセッションしてくれると嬉しいですけどね。

今は我慢の時か


先月自己紹介の記事を書いている時に、自分の過去を思いっきり振り返ってたのですが、2000年頃にあるアーティストのコンサートにゲストで出演したDVDを掘り出し見返してました。

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場所はZepp東京。通常のバンドに女性コーラスやDJという豪華なセットで1曲だけ3人のホーンセクションの一人として出たのですが、

客席は当然満員。ステージや音響などはもちろん本格的で、いや素人と比べちゃ怒られるレベルなので本格的なんて言ったら失礼かも。単独でZeppでステージを張るんですから、ホンモノのプロのアーティストのステージでした。

なぜそんなあちら側の世界に参加させてもらえたのかは置いといて、エンドロールとか見てるうちに改めて気づいたのですが、このコンサートだけでも相当な人数のスタッフが関わってるんですよね。

バンドのメンバーだけではありません。その周りにはアーティストやメンバーをサポートするスタッフ、事務所、そこで働くバイトの方もいたでしょう。会場だってそれぞれスタッフ、関係者など大勢います。音響や照明のスタッフ、エンジニア、セキュリティ・・・etc

もう全部挙げることはできませんが、それこそもう数えきれないほどの人がこのコンサートに関わってます。

今世の中は全世界的にこういった人の集まる興行はなくなってます。規模の大きい小さいに関わらず生活できなくなった人も大勢いるでしょう。

潰れてしまったライブハウスもありますし、このままだとそれはもっと増えるでしょう。今までと生き方を変えざるを得なくなった人がほとんどなのではないでしょうか。

やはり音楽はやるのも聴くのも「生」にはかなわないわけで、コロナが沈静化して特段気にしなくてすむくらいにならないと今までの日常は戻ってこないでしょうね。

いつになるのかわかりませんが、このコロナ禍が収束し皆が笑顔で集まれる日がくるまで待ちましょう。そのために今の生活様式を緩めずに、維持して、がんばるしかないです。

何だか根性論みたいなことしか言えませんが、そう何年も続くことはないでしょう。(多分)

今の状況は人生のうちのほんの数ヶ月。そう捉えてポジティブに考えたいと思います。


最後に、ピコ太郎がいた件w


自己紹介の記事でこのDVDの映像の一部をキャプチャーして載せようかとも思いました。が、この時の衣装が恥ずかしくて結局載せるのは辞めました^^;

あ、まあ上にすごい小さく映ってるの載せましたが、ほとんどピコ太郎で、いやパンチパーマでもないしギラギラでもないのですが、サングラスと超ダボダボな衣装がパッと見ピコ太郎だったんです。

あれ~こんなの着てたんだっけ。。借りたんだっけな・・・当時は(今もかもしれませんが)レゲエやヒップホップ系のファッションって基本ダボダボだったんですよね。

当時もいいオヤジでしたが、今はとてもそんなファッションできませんね。


それではまた。


なお、今回のタイトルはメガトリで「音楽活動」をキーワードに作ってみました。期待した内容ではなかったかもしれませんがお許しを^^;

そこそこ注目されそうなタイトルを作ってくれますので、何かと便利かもしれません。

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