FXのランダムウォークに対応する自分軸の作り方。己がランダムなら一生勝てない
皆さんこんにちは!
今回の記事では「トレードで必要不可欠な自分軸」について話してみたいと思います。
FXは自分軸が大切だ。ブレないエントリー手法や一貫性が大切だと耳にしたことはあると思います。
確かにこれらは重要な要素ですが、頭で理解したレベルでは本当の理解には至っていません。
知っていることとできるは天と地の差がありますからね。
なぜトレードでは自分軸が大切なのか?
FXはランダムウォークと言われていますよね?1時間後の相場がどうなっているか100発100中で当てられる人はいないと思います。
たまにYouTubeでFXスクールの広告が流れてくるのですが、今後のチャートの動きがわかります。とか言ってるものはほぼ詐欺だと思います。
そりゃ未来の動きがわかるなら誰もが全資産ハイレバエントリーすると思いますが、そのような成り上がり方は私は知りません。
チャートが思惑通り動くこともあれば動かないこともあるのがFXです。
相場はランダムに好きなように動き続けるのですから、自分がランダムエントリーになれば当然狩られるわけです。
もしあなたが個人で何百兆円というお金を運用する側だったら、相場を自由に操ることができるかもしれませんがあなたは大衆の一部にしかすぎません。
ということはあなたが相場に合わせるしかないことにお気づきかと思います。
自分のエントリーとは逆方向に動いてからお祈りが始まってもコントロールできないのです。
であれば、自分の軸を作ること。
自分の軸とは
・自分なりのエントリー手法
・自分なりのロット計画
・自分なりの撤退ルール
・自分なりの相場の見方、取り扱い通過
になります。
「こうなったらこうする」を他人に言えない限りは、ランダムウォークに巻き込まれてしまいます。
なぜなら相場に合わせて自分の手法が変わってしまうからです。
トレードにおける手法探しは自分軸の乱れを起こす
私もFXを始めたばかりの頃は最も効果の高い手法探しをしていました。
どのインジケーターが優位性高いのかを巡る旅です。
でも、経験を積んでいく中で分かったことは、どのインジケーターも機能したりしなかったりするのです。
これを言うと身も蓋もない話に聞こえるかもしれませんが、じゃあどうしたらいいか?
それは、これと決めたインジケーターやエントリー手法の深さを追求するのです。
例えば水平線を使うとしましょう。
当然効いたり効かなかったりします。
その時に効かないパターンってどんな時か?を検証するのです。
共通点と相違点を探してみてください。
例えばトレンドが出ている時の水平線は効かないとか、5分足よりも1時間足の水平線の方が優位性が高いとか。色々見えてくると思います。
これを効かないからといって次なる手法探しを始めてしまうと、負のループ。
知識だけが蓄積されて深さのない頭でっかちトレーダーの出来上がりです。
冒頭にいも言ったように知っているとできるは天と地の差があります。
もう一度言いますが、相手が未来予測できない動きをしてくるのであれば、その動いてきた過去を辿り、小道具であるインジケーターを用いて共通点と相違点を見つけるのです。
他人の手法ばかりをあてにしてしまうと、当然ですがその人より深さのない自分が真似するのでうまくいかないケースがほとんど。
自分の頭で考え、自分が扱いやすいインジケーターを手に取り、そこをぶらさずに深さを追求してみてください。
きっと自分軸が出来上がりますよ。