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問題(→原因→解決策→)解決:イライラは問題解決に必要ない!

イチロー選手のドキュメンタリーを見ていた時に、彼が言った一言がとても心に残っている:

「僕はどんなにうまくプレーできても、どんなに調子悪くても表情一切変えません。だって、そんなやついたら相手怖くないですかw」- イチロー

一字一句覚えてる訳ではないがこんなことを言っていた。

僕は彼の言ったことに100%同意している訳ではない。なぜなら、いいプレーをしてる時は喜ぶべきだと思うからだw。それは自分のしてきた努力への恩返しだし、嬉しいことを素直に喜ぶのは味方にも安心感を与える。また、自分のようにうまくプレーしたいのにできてない選手だっているのだ。そんな選手に対して少し無礼でないかと思ってしまう。

しかし、僕がものすごく印象に残ったのは、調子が悪い時にも表情を変えないという部分だ。これはすごく大変なことだと思う。僕は部活の試合や練習でうまくいかないとイライラからチームメートへの態度も雑になってしまうし、「イライラ」してますっていうのが顔に出てしまう。

そもそもなぜ我々はイライラするのだろう。それは、自分の力不足への鬱憤だったり、不公平なことへの怒りなどであろう。侮辱された時などもイライラする。この感情は自然であり、これを抑えることはできないし、抑える必要もない。

しかし、重要なのはイライラを感じた時に、次に何をするかである。ここで、他人に激しく当たってしまったり、イライラして自暴自棄になってしまうのはもったいない。なぜなら、このような行動は問題解決に一切役立っていないからだ。むしろ逆効果で、チームメートから嫌われたり、自分をさらにイライラさせてしまう可能性がある。

では、どのようにこのような感情をコントロールすればいいのか。それは、「自分が何を求めているのか」を明確に知ることである。例えば、部活の練習で調子が悪くイライラしてしまうとする、その時「俺が今一番したいことはなんだ?」と聞いてみる。それは、チームメートに八つ当たりをすることではなく、調子が悪い原因を探り出し、解決することである。このように、その場での目的がはっきりしていると、「イライラ行動」がいかに無駄であるかがわかる。

僕が思うに、拗ねるという行為も全くの無駄である。拗ねるという行為は、物事が自分の思い通りに行かなかった時に、ただただイライラすることである。これも全くの時間とエネルギーの無駄である。拗ねそうになって時は、「俺はなんでイライラしてるんだ」と自分に聞き、原因を見つけ出し、解決策を考える。他人に何を変えて欲しいか伝える。それが重要である。

読者の皆さんも、怒る、拗ねるという行為がいかに無駄かを理解していただけたでしょうか?この無駄さに気付いてから僕はすごい問題解決能力が上がりました。

タイトルにもある通り、問題解決はこの順番で行われます。

問題(→原因→解決策→)解決

最初に問題を意識する。例)スマホが邪魔で勉強に集中できない。
次に原因を考える。例)スマホの充電器が机の上にある
原因に基づいて解決策を考える 例)充電器を部屋の反対側に置く
その解決策を実行することで問題が解決される。

このプロセスにイライラや怒りは必要ない。普通だと、問題意識と原因判明の間にイライラや怒りが入り込んでくる。でも、そうすると問題はわかってるのに原因を落ち着いて探すことができなくなる。

よって、1)イライラと怒りは無駄なんだと理解する2)イライラしそうな時に頑張ってイライラを無視する
この2ステップで問題解決が早くなるはずだ。

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