当面の目標は「おっきい子ども」でいること

なんということでしょうか。
本日付で6月が終わる。VOGUE GIRLも閉鎖して無料のしいたけ占いともおさらば。ジメジメ湿気とズタタタ雨の真っ只中、明日から世間は海開きだ。一気に夏っぽくなる。

それどころか2023年の上半期も終わり。もう今年の折り返しポイントに来てしまったのですね。

僕の大好きなマラソンでいえばここからが勝負どころというか。
梅雨が明けて本格的な夏を迎え、お盆を通じて秋になり、冬がやってきては大晦日ゆく年くる年END。

季節の移り変わりのなかでどう気分良く生きていきましょうかなと。

日々の過ごし方が露骨に体の状態に反映されるようになった30代半ば。
オラオラ〜って目一杯楽しんだり、そんな体力を維持するために鍛えたりと、しこたま汗かいて体を使った結果、もろに疲労として再現されたりと。

子どものときのように疲れたら爆睡して翌日超回復！ とはならないようです。かつてのようにごろんごろんと寝相悪く深く眠ることもなく、気づいたら目が覚めてしまうか、体が痛えとため息をつくか。

せっかく体の表面上は絞られて逞しくなってきているのに。なんともったいないことか。

そんなこともあり「養生」に関心が向くようになりましたとさ。
なるたけ季節や外部環境と自分の身体がうまい具合に折り合いつけられるよう、身体そのものの回復機能や自己調節機能を高めてあげたいなと（高めるというより、守るって言い方のほうがいいのかな）。生活リズムを意識し、胃腸の調子を整え、口にするものをなるたけ旬のものにし、アルコールやカフェインを控える日をつくる。そんで血流や循環が改善すれば万々歳っと。

ああ、なんかこんなことを考えるときが来るなんて！ これが老いってやつなのか！？

そうそう、この1週間はちびっこたちがいる場所となにかとご縁がありました。
公園や家の中、どこにいようが、どんな天気だろうがお構いなしに底なしのパワーで「遊び切る」あいつら。

こっちのおにいさんは21kmを100分以内に走り切る体力があるんだぞ！ などとマウント心むき出しで対抗したいけれど、そもそもの次元と回復力が圧倒的に異なる。

ちびっこたちの、全力で遊び倒しても昼寝1時間もすれば腹減ったとか言って全力でドカ食いして、また全力で遊び倒すあのパワーは何なん！？ っていうね。

かつての自分も幼いころやティーンだったときはそうだったんじゃないのか。もうなんだか姿かたちが変わってしまうと、“あのとき”のことが切り離されて別人のように感じられる。記憶だけ移植して一貫性を保っているみたいでさ。いや僕にもちゃんと戦隊ポーズで写真に写る坊主頭の時代があったはずなんだけど。

まあでも以前の日記にも書いたけれど子どもたちの感性はほんと凝り固まっていない。自由だ。

自分はもう体は大人、頭脳も大人。
でも心は子どもでいたいですね。いや、頭脳も子どもでいいや。

こっから当面は「おっきい子ども」目指して日々を過ごしたいです。
2023年を超えて半永久的な目標であり理想。
年齢重ねても、ある意味で退行を重ねていきたい。それが自分を解放していくものなら。