みんな違って、みんないい
クライミングジムで一番よく聞かれるのが「この課題の正解ムーブ教えてください」って質問です。
「実は正解ってないんですよ」
「・・・・」
「設定ムーブっていうのはあるんですが、好きなムーブで登ってもらっていいですよ」って答えるとみんな面食らった顔をされます。
そもそもクライミングって、小さな子供から、大きなオトナまで、同じ壁、同じ条件で遊べる稀有なスポーツなんです。ですから、みんな同じように登れるわけないし、みんな違っていいんです。
かつて昔の職場で課題セットしていた時は、設定と違う登り方をされないように何回もテストし、話し合い課題を練り上げてました。確かにそれも大事なことなんですが、課題が壊されない事に固執するあまり、何か大切なものを失っていることにずっと違和感を感じていました。
競技会などは選手に順位をつけなければいけないので、ショートカットされたら困るわけですが、営業ジムではそれも笑って済ませる範囲だと考えています。
今日のテーマはもっと自由にクライミングを楽しもうでした。