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自分カタログの作り方 【プロ資格マニアの軌跡】

ライターとして仕事を始めた私にとって「ポートフォリオを作る」ことは、ごく普通のことだった。先日、過去実績を整理するうちに「もっと自分の人間像が分かるような資料」に進化させたいと思うようになった。こうして、プロ資格マニアがいったいどんな活動をしているのかを伝える「自分カタログ」ができた。

これまで使っていたポートフォリオ

これまでは下のようなやり方をしていた。

1.過去の執筆実績をプリントアウトしたり、紙媒体の形で保存したものを1まとめにする
2.1.はものすごく重くかさばるので、書籍や記事のタイトル、掲載URLなどを列挙した用紙を用意して、新規の取引先さまに提出する

上記2.はとても味気ない。また、記事URLを1文字1文字手打ちしてアクセスする人も減った今の時代にそぐわない気がしていた。

考えるうちに、記事URLをQRコードにして記載することを思いついた。また、これまで自分が執筆した書籍の表紙画像や、チラシなどの制作実績も掲載するといいのではと思った。

まずは過去実績の洗い出しから

記載方法を変えるとはいっても、まずは自分の過去の実績や現在の業務内容を洗い出すことがスタートだ。ワードの新規文書を作る画面に、業務日報を見ながら、自分の書いた記事を列挙していくことから始めた。

なお、QRコードを大量に作成するには、Excelを使う方法がある。わかりやすい記事がネット上にもアップされている。

個性的なQRコードを作りたいときは、私は下記サイトにお世話になっている。

自分カタログの製本

製本の方法について考えたことを書いておく。

ポートフォリオは枚数が増える一方であり、たとえばコンビニでカラー印刷すると、すごい値段になってしまう。自宅のプリンタで印刷するか、もしくは無線綴じの冊子製本を、少部数から格安で依頼できる業者さんにお願いするのもよい方法だ。

私は今回、次のような方法を選んだ。

1.Wordで作成した原稿をPDFで保存
2.PDFファイルを1ページずつJPGファイルに変換 ⇒ 下記サイトを利用

3.2.の画像ファイルを「しまうまプリント」でフォトブックとして印刷してもらう

この方法だと、

・1冊から印刷を依頼できる
・A5サイズの場合、1冊あたり600円前後で依頼できる
・自分カタログの中身を書き換えたくなったときの調整が簡単
・冊子を欲しいと言ってくれた人に、しまうまプリントさんから直接配送してもらうことが可能

などのメリットがある。

10冊、20冊という単位で製本してもらいたい場合は、印刷専門の業者さんに依頼するほうがよい。もしくは、1冊だけ見本誌を用意しておき、中身を知りたいという人には、PDFファイルをメール等で送付するほうが、コスト面では抑えられるかもしれない。

では、実際の「自分カタログ」を紹介する。

表紙

名刺のような役割をするページ。公式WebサイトやSNSのQRコードを掲載した


ページ数が多いので目次を作った。

履歴、プロフィール写真・文例

市販の履歴書を書くときと同じ内容を列挙していく(ページ画像の公開は控える)。ライターとして使っているプロフィール写真や文例も記載している。



現在の業務内容

執筆業務だけでなく、講師、コンサルティング、ネットショップなど自分が手掛けている業務をすべて紹介する。

執筆活動について

料金などを掲載(ひみーつ!)

コンサルティングについて

中小企業様向け、個人事業主様向けの内容を掲載

お客様の声はとっても大事なので掲載(ここでは秘密)

企業研修・ビジネスセミナーについて

受講生様の声もちゃんと掲載(ここでは秘密)

ネットショップについて

ふゆきんとふゆうさの店を紹介

巻末資料ー執筆実績

これまでに書いた本、電子書籍、依頼原稿などの紹介。

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巻末資料ー年表

Webサイトや書籍で好評だった河野陽炎の年表を掲載した

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巻末資料ー趣味

画像入りで紹介している

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私がどのような24時間を過ごしているのかも、時系列で紹介

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以上のように「単なる過去の実績紹介」だけでなく、河野陽炎という人物像がより伝わる内容にした。

皆さんが「自分カタログ」を作る際の参考になれば幸いである。また「自分カタログ」の作り方について、ご相談いただければ、コンサルティングもさせていただくつもりだ。

全てのページのPDFファイルが欲しい人は、河野陽炎までお知らせください。 


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