セミナー講師になる方法、講師を続ける方法(何を話すか決める2)
前回に引き続き、セミナーで何を話すか決めていきましょう。
数時間から1日程度のセミナーで誰かの人生を変えようとしすぎない
人にはそれぞれ、歩みを進めるペースがあり、仕事や家族の環境なども人によって違います。講師は、歩みを進めるためのヒントを提供できるだけです。
講師の側が「劇的に人生が変わる」といった話をしたとしても、ついてこられない人が多数でてしまっては、意味がありません。決めるのはあくまでも受講生の方なので、講師の「ドラマチックな話をしたい」「感動して欲しい」のような欲望を満たす話題ではなく、
・受講生の方が誰でも実践できるか
・実践するタイミングをいつでも選ぶことができるか
・偶然や縁、幸運などに頼る方法ではなく、誰でも再現可能か
などの観点から、チェックしたほうがいいでしょう。
受講生の方の知識や技術レベルに合わせた話題を選ぶ
受講生の方が「既に知っていること」「できること」だけを伝えるのもよくないですが、受講生の方の知識レベルとかけ離れた高度なことばかり伝えても、興味を持ってもらえなくなります。
イメージとしては、現在の立ち位置のまま「背伸びをすれば届く」くらいの知識や技術を伝えることから始めるのが、よいと私は思っています。
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