求人誌を読む 【プロ資格マニアのつぶやき】
フリーランス・個人事業主として、何度かピンチに陥ったことはあります。病気や介護で仕事ができなくなったり、クライアント都合で急に仕事を打ち切られたり、約束通りの支払いが受けられなかったり。
体調が悪くずるずると体を引きずるように歩いていたある日、街角でたまたま目に入った求人誌を、なんとなく1冊いただきました。
求人誌にはたくさんの情報が掲載されていて「世の中にはこんなにたくさんの仕事があるんだ」と感じました。また職業・職種ごとの時給・月給の相場がどのくらいか、社会保険の扱いはどうか、ダブルワークを認めているのはどのような業界に多いか、などさまざまな勉強ができました。
私は大学院在学中に体調を崩し、新卒時期に合わせた就職活動ができなかったのですが、偶然にもフリーランスでエンジニアとして活躍している人と知り合う機会が多かったです。そのため「これまで思ってきた形での就職ができなくても、働く道はある」という希望は、捨てないでいました。
逆に、フリーランス・個人事業主として立ち行かなくなった場合でも、求人誌を探すなどの方法で、働くことができるかもしれない。そう思うと、ずいぶん気持ちが楽になりました。
また、ハローワークを通して受講することができる求職者支援訓練を受講する場合、条件を満たせば職業訓練受講手当(月額10万円)や通所手当を受けることも可能です。このような制度があることも、知っているのと知らないのとでは、心理状態に大きな差が出てきます。
とはいえ、収入が途絶えてから新しい職に就くまでに、時間がかかることもあるでしょう。そのような場合、国民健康保険保険料や年金などの減免制度を利用できることも知っておいた方がいいですね。
河野陽炎の本とコンサルティング
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