時間のめどについて
リーダーとして振る舞うには何かが足りないと思っている。それは、今まで何度か就かせていただいた、〇〇長で十分に果たせたと思えたことがないので、足りないことがあると思っている。
十分に後輩に伝えられなかったこともあるし、集団が崩壊しかけたこともある。でも、それらのことのコアが何だったのかは結局分からない。そんな単純に1つの答えではないのだろうし、私自身がもう1歩考えるべきであったのだろう。
そんな考えるべきであったことは、今までは、ビジョンとか周りを巻き込む力とかだと思っていたのだけれど、そればかりではなかったのかもしれない。
今までほとんど考えてこなかったのは
「どれくらいかかると、それが達成できそうか」
のめどを知ること要素なのかもしれない。
この、どれくらいかかるとというのは、「お金」でもあるし、「時間」でもある。特に時間に関してはちょっとばかりその人の様子(能力)と課題の大きさを見れば、蓄積していくことが出来れば、めどは立つはずである。
正直、時間に関することを考えることは苦手である。時間に関することはそこまで考えたくない。こだわると時間が主役になって、多くのことを時間に合わせて処理してしまうことが多くなってしまう傾向があるからだ。
時間規定は、必然性を伴って期限を元に決めらるとばかり思っていたけれど、そうばかりでなく、課題の大きさとその人の余力によって「これくらいまでに終わりそうだ」と時間を予想することができるようである。
これを段取りと呼ぶのだろうか。
とにもかくにも、自分の動きのみならず、他人の動きについてもその達成できるまでの時間を想定できると、集団で動く時のイメージにつながるかもしれない。次にチームを考えるときはそんなことも意識してみたい。
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