プレイングな教育者

昨日?というか今朝ごろ、育成に関することを書いていたが、何かちょっと物足りない感を得ていた。昨日書いた文章は、育成するには時間が必要だ。みたいな文章なのだけれど、かなり「当たり前」なようにも思う。

ただ、何かその先に思っているようなことがある気がしていた。
今、(少なくとも個人的に)社内に存在する課題として思っていることは、新しい人が入ってきた時にその人をフォローする余力を十分に出せないなぁということである。
育成とかをする仕組みがない。多分、「人は欲しい」と思っているし、実際必要なのだろうけれど、「ただで優秀な即戦力が欲しい」みたいな、かなり都合の良い何かに陥っている。

なんか、どう教育したらよいかわからないとかでなく、その前の段階で教育するために十分な整備がなされていないみたいな状況に割と腹を立てているのかもしれない。
ちょっと振り返ってみると、卒論(部活で後輩を教えられなかった経験からいたる内発的動機づけをテーマ)のきっかけも本当はそんなところにあったのかもしれない。実際、高校時代は教育的なことをすべきと思っているものの、十分にできていなかった。それは「教育が何か分かっていない」ことだとおもいこんでいたが、実際は自分もプレイヤーとして存在する中で、どう伝えて教えていくか。

プレイヤーと教育者の両立。ただの「教育者」として存在しない状況。教育の現場と別途、実践の現場も並列で持っている状況にしたい。

多分、この「教育者」と「自身のプレー」を両立して進んでいくようなことが理想な気がする。
思い返すと、そんなリーダーキャラを魅力に感じている。(『風が強く吹いている』のハイジとか、『ハイキュー!!』の大地さんとかをぱっと連想した。)ちょっと意識しておきたい。

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