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ちょっとした意識ポイントを見つけられるか。

ホークスの今宮健太の守備集を見た。しばらく野球を見ることから離れていたのでもしかしたら喫緊の印象は違うのかもしれないが、私の印象では強肩攻守のショートである。
元々、私は川﨑宗則選手が好きである。むねりんが大リーグに行った後にメインでホークスのショートを張っていたうちの一人が今宮である。

今宮の守備集を見ていて、「投げるまでがすごい早いな」と思った。肩が強いから送球が速いのは言うまでもないが、投げる挙動までの流れも早くそつがない。

見ていて、高校の体育でソフトボールをした時のことを思い出した。その時はたまたまショートの守備をしていた。ゴロ・フライのキャッチングはうまくいくが、スローイングがうまくいかない。結果として、アウトをいくつか逃していた。
少年野球をやっていたころは、ボールを後ろにそらすなということは言われていたが、投げることについての意識は薄かった。

ふと、中高の体育のバスケを思いだした。基本的に、体育のバスケでは部活をしていたり経験者がボールを運んでくれる。運んでくれたボールを「どこで受けるか」にはかなり意識を向けていたが、受けた後どうするかみたいなことは考えていなかった。
結果として、ボールは受けれてもシュートまでうまく持っていけなかったりした。その課題は、シュートが入らないというよりは、ボールを受けてからシュート態勢に入るまでにボールの握り直しをしていることが最も大きなところであった。

いくら、それなりに良い場所にいても、受けてから握りなおしている間に空いての守備は整うし、結果としてシュートは決まらない。そのため、ボールを一発できれいにうける(握る)練習をした。(練習をしたというと大げさかもしれないが、ちょっとボールを拾うときに、握りなおさずに済むように意識して取るようにした。)結果として、シュートまで握りなおさずに済むようにできた。

バスケですらそうだったのだから、たぶんソフトボールも、スローイングするまでの意識というか何か流れがあればだいぶ良くなったのではないか。「投げる」という意識があればもうちょっと良かったのではないかと思った。

この2つの体験に共通するのは、「自分がうまくできなかった」という自覚から比較して何かこれ改善ポイントなのでは?と見つけていることろである。初手はちょっと意識を向けているだけである。もうちょっとそんなポイントをうまく見つけられるようになりたい。視点とそこからの流れの意識が重要なのだろうか。

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