チェロ弦(VERSUM SOLO)レビュー
3月に全弦Versum(ノーマル)に張替えたのですが(リンク先)、今回、A線のみSolo弦に張り替えてみました。
Versumは甘く温かみのある音色が大変気に入っているのですが、弦楽合奏は今期チェロ3名で相対的にバイオリンに負け気味なので、素直に道具に頼って(笑)、張力の高いSolo弦を張ってみました。人生初のSolo弦です✨
個人的にハイテンション弦は好みではなくて、ノーマル弦で力まず余裕を持って弾きたいんですけどね。でも合奏の録音を聴くと、頑張って弾いてるのにチェロが埋もれ気味で。。ウチの弦楽合奏はヴァイオリンの女性陣が腕利き揃いでバリバリ弾くので、正直チェロに合わせて少しは手加減してくれって気持ちですが(笑)、今のところ彼女たちにそんな気は全然なさそう😅
ということで、A線だけSolo弦に替えてパワーアップ💪です。なぜA線だけかというと、いきなり全弦交換はお財布💴に厳しいし(笑)、弾いてる感触が大きく変わるのはイヤだなと思い、とりあえずA線だけ試してみようと思いました。録音でもバイオリンに音域が近いA線の音が特に埋もれ気味でしたので。。
まだ張ったばかりなのである程度馴染ませてから合奏でVersum Soloの真価を確認したいと思います。
張った直後の1stインプレッションは「普通にハイテンションのVersum」って印象。音色の系統はノーマルと同じく甘くてトゲトゲしさは無し、でも張力が上がった感触は確かにあるので、ffで弾きこんだ時にパワーを実感できるといいですね。
しばらく弾き込んだら再度感想をお知らせしたいと思います😊
2023/10/9追記:しばらく使った感想
Versum Solo A線、よさそうです。
弦楽合奏の練習で感じた印象ですが、A線のテンションが上がり(音色はノーマルと変わらず)、より埋もれにくく(笑)、存在感が出た感触がありました。他の人は気づかない程度の差とは思いますが、自分自身で実感できることが一番大事ですからね。。。
もちろん弦の張力が上がると「自由度」は下がります。ソフトな弦は柔軟性があるので、弓圧の加減で様々なニュアンスを加える所作がやりやすくコントロールしやすいのですが(この感覚はナイロン弦のドミナントを一度使ってみると、よく実感できると思います)。ハードな弦は、弾力に乏しいので張りは強いけど、強弱のコントロールが難しいです。。なんて、私ごときが偉そうに書くまでもないのですが(だから実際に張力の異なるノーマル弦/ソロ弦それぞれ売られているわけで)、、
個人的な好みでいえばVersumは全弦ノーマルで弾きたいですが、弦楽合奏のバランス感や存在感を改善するために、まずは今のA線:Solo、D,G,C線:ノーマルでしばらく様子見しようと思います。
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