アマオケでの失敗談
長文です😅
ネットで「アマオケ」と検索すると、付随して「トラブル」や「人間関係」というワードがでてくるのを見ると、揉め事が起きるのは日常茶飯事なのかなと思ったり。。グッと堪える方が多いのでしょうが、中には退団を余儀なくされる場合もありますよね。
note仲間の記事を拝見して、、あえて自分の苦い失敗談を掘り起こしてみたいと思いました🥲
チェロは一貫して弾き続けてきた自分ですが、実は11年間にわたって、どこの団体にも所属せず、演奏会に出演することも無かった空白期間があります。表向きは「子育てで〜」とか「海外赴任で〜」と伝えることが多く、事実ではあるのですが、昔アマオケで経験したトラブルの影響ですっかり嫌気がさしてしまった、というのが本音だったりします。
現在はご縁があって小規模な弦楽合奏団に所属してのんびり活動しています。もともと弦楽器曲が大好きということもありますが、もう大規模なオケに所属する気になれないですね。。現在オケは頼まれた時だけエキストラ出演する気楽で無責任な関わりしかしておらず、それで満足しています。
で、私のアマオケ歴。社会人になって3年目くらいから、5年間ほど都内の某団体に所属し、入団2年目からは早々にパートトップを務めていました。独身時代は時間もお金も余裕があり(当時も忙しいつもりだったけど、今の感覚で振り返ると全然大したことなかったわ😆)、所属オケ以外にもエキストラやら室内楽仲間との自主演奏会やら、、今よりもずっと精力的に色々やってました。。
トップになると一番前に座って偉そうに弾いていられますが、裏ではパート内外の報連相やらエキストラさんの手配やら雑務があり、そして選曲会議やら運営会議やらで必然的に中枢に近づく機会が増え、複雑な人間関係やくすぶる「火種」を目にするようになります。それでも皆さん表向きには平然を装っていたりするので、、やっぱオケって大変😅
チェロパート自体はそれなりにまとまっていたと思います。若輩者だった自分にトップの機会を譲ってくださった方は穏やかで包容力があり(ずっと尊敬してます)、他のチェロメンバーも皆さん優しく自分を立ててくれていたなと思います。それだけに当時突然退団してご迷惑をおかけしたことは申し訳なく、今も思い返すと胸がキュッと締まります。
離婚経験ある同級生によると離婚は結婚の100倍エネルギー使うんだって😅。。アマオケも一緒、入るのは楽勝、辞める時はしんどい。
で、何が原因だったのか。平たくいうと「コンマスと合いませんでした」ですね。最初から苦手でしたが、最後までムリでした。素直にトップを辞めちゃうか、オケを辞めちゃうか、、トラブルに発展する前に距離を置くべきでしたね。
ここでトラブルの詳細を書き連ねても不毛なのでやめますが、最後は罵詈雑言メールを投げられ「人間として許せない」とまで人格否定されてしまいました😨
オケの顔であるコンマスにここまで言われて辞める以外の選択肢はありません。もはや楽しく演奏なんて不可能ですわ。。一番お世話になった前トップの方にだけ事情を説明して、他のメンバーには一言も告げず、2ヶ月後に控えた演奏会ノルマと団費を振り込んで、姿を消しました。
チェロトップが突然失踪し、周囲は相当困惑したはずです。。自分も申し訳ない気持ちで一杯でしたが、でも正直、、それ以上に安堵の気持ちが強かったです。「あーもう顔合わせなくていいんだ😂」と、すごくホッとしました。辞め方は最悪でしたが、辞めたことは正解でした。
同じ団体でずーっと続けていられる方は、それだけで尊敬しちゃいます、、
一方で、辛かったら辞めちゃえばいいんですよ!が、自分の持論です。
しかし不思議なもので、退団の11年後、このオケからエキストラ出演の依頼を受け、以来、時折出演する関係に戻りました😮
後になって知りましたが、自分が退団して数年後、コンマスが自暴自棄?になって揉めて辞めてしまったという話で(彼に興味ないので何が起きたかは聞いてないですが)、、なんやねん。
「もうあの人いないからさ、よかったら戻ってこない?」とお誘いがかかった次第でした👀
最悪な辞め方をして迷惑かけた自分に声をかけてくれて、再会し演奏できたことはラッキーでした。。まあ団員として復帰してもらいたいと思われているっぽいのですが、復団はないですね。。エキストラの距離感が気楽😅
繰り返しますが、同じオケで長年続けている人はそれだけでスゴイです。
自分はオケに向いてないというか、トラブルを乗り越える人間力が無いですし、そこまでして頑張りたいと思える気概も持てないんですよね。。貴重なエネルギーは仕事&家庭に回す😅
長々書いてこんな感じですみません🙇