9月23日(月) L 6-4 F 負
山﨑福也→生田目→堀→齋藤友→田中正
祝日とはいえ、連休最終日のナイトゲーム。しかも9月下旬のいわゆる消化試合といえなくもない(ホークスのパリーグ優勝が目前で他球団に優勝の可能性はない)状況で、球場がチケット完売の満員になるとは思わなかった。
行きの電車(西武球場前行き)は、所沢から激混みだったし、入場ゲートもグッズ売り場も人がいっぱい。まったりした感じの西武ドームをイメージしていたのに、びっくりだった。
試合は2年連続二桁勝利をあげたファイターズのローテーションの柱の一角・山﨑福也と、新人王を狙う武内。
1回表にファイターズはダブルスチールで得点したが、球場で見ていると、「何が起きたのか?」とキョトンとしてしまう感じのプレーだった。見ている私は、まさか1回表のクリーンアップの打順でダブルスチールを仕掛けてきて、それが相手バッテリーの悪送球を生んだなんて思わなかった。まだまだ私も見る目を養う必要があるなぁと思った。
山﨑の立ち上がりはサクサクといいテンポで投げていて、伏見故障による抹消でマスクを被ることになった郡司との相性も悪いようには見えなかった。
が、3回裏にフォアボールやらヒットで3点取られたあたりから、いつものコントロールもテンポのよさもなくなってきて、やっぱりキャッチャーとの相性なのか、調子がいまいちだったのか謎。
意外だったのは、山﨑の調子の悪さだけでなく、ライオンズがやけに強いチームみたいな野球をやることだった。
クリーンアップがホームランを打ったり、守備でファインプレーをして相手(ファイターズ)のチャンスの芽をつぶしたり、「今、この時期になんで?」という感じ。これをシーズン当初からやっていれば、パリーグはもっと盛り上がったのに・・・と思わないでもない。が、来場者プレゼントということで、ファイターズファンの私にも応援タオルを貰った義理もあるので、あんまり上から目線なことは言えない。ってか、ファイターズだって去年まではずっと5位とか最下位とかだったもんなぁ。ちなみに頂いたタオルは今井でした。ファールで粘っただけの田宮にガン飛ばしてにらみつけた今井かぁと、ちょっと思った。
新庄監督のスタメンは、毎回、「え?」って思うことが多いのだが、今日は1番・キャッチャー・郡司とか、昨日、途中交代させられた水谷は4番打者で起用とか、声と元気だけで一軍にいる奈良間がスタメンでショートとか、今日も意外なスタメンだった。
そして、4番に起用された水谷は5打数3安打で4番打者の役割を果たしたし、打てないと(私が)思い込んでた奈良間はタイムリーヒットを2本も打った。意外なスタメンが意外と当たった(3三振で途中交代となった石井一成だけは外れだったかも)。
6回裏に連続ホームランを含め3点取られたのが痛かった。ファイターズにいた頃の佐藤龍世とは別人のように打つ人になっていて、ホームランまで打ったりして複雑な心境になる(佐藤は4番バッターで4打数2安打2打点)。
ファイターズファン的には、7回裏にさいこうゆきやが、ランナーを1人も出さずに三者凡退にしたことが大きな収穫。しかも2アウト目の三振は160キロのストレートが出たらしい。だからって両手あげてガッツポーズに能天気感が漂い、やっぱり「さいこうゆきや」だった。
この前、大阪ドームで抑えに失敗した田中正義は、リハビリ登板的な感じだったのだと思うが、リハビリになってなかったというか、なんだか元気がなくて、コントロールが悪すぎだった。心配である。
ホークスは勝つし、ファイターズは負けるしで、ホークスのリーグ優勝が決まった。今日ファイターズが勝てば、ファイターズのAクラスが確定するところだったが、それはお預けとなった。早く決めて楽になりたい。
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