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ぽっぺん先生を読み返してみよう②

ぽっぺん先生シリーズ第二作、『ぽっぺん先生と帰らずの沼』読み返しました。
ぽっぺん先生、また変なことに巻き込まれてますね……

まず始まりが面白い。
”本日のランチ”の書き出しから始まるって……
ここの食堂のおばちゃんとのやりとりも面白い。
うだつが上がらない中年教師と威勢のいいおばちゃんの会話が目にうかぶようです。

先生がご飯を食べる場所というのがまたいい。
食堂の前庭!?
前庭にご飯、持って行っていいんですか!?
いいなあ…… そうやって食べてみたいものだなあ。

それで。
今度のぽっぺん先生は何に悩んでいるかというと……
大学の敷地にある、「帰らずの沼」の生物とその生存競争のありさまについて書け、という原稿を頼まれてしまったぞというお話。
本文より引用すると……”プランクトンからはじまって、魚類や昆虫類、さらに周囲の森にいる鳥類や小動物まで、都会のまん中とは思えないほど、たくさんの生物が住んでいるのです”という帰らずの沼。
なんとそれを一週間以内に三十枚の原稿用紙にまとめろ……と。
ぽっぺん先生は要領が悪いのに……出来るんでしょうか。

そういうことに悩んでいたら……
目の先にかすめたのが、桃色のウスバカゲロウ。
これは新種だ!と思ってあとを追うのですが……
ここからがさあ大変。
この先は皆さんの目で確かめてください。

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