短歌集(一瞬しかないの「みんなおめでとう記念日」に寄せて)

去る2023年9月10日、4ヶ月と10日ぶりに開催された、アイドルグループ「一瞬しかない」のライブのことを詠みました。

四ヶ月ぶりの逢瀬にサイリウム 輝け君を引き立たせるため

音の出ぬマイクを片手に輝いて 天使の君がヒーローになる

最初の曲がはじまってすぐ、リーダー晴後すずめさんが、マイクの音が出ないというトラブルに見舞われました。あとでお話を聞くと内心では相当焦っていたそうですが、そんな様子はおくびにも出さず、弾けるような笑顔でパフォーマンスを続ける姿は、可愛いアイドルであると同時に、最高にカッコいいものでした。

「久しぶり」「初めまして」が混じり合い今と今とが繋がっていく

この日のライブは3人の新メンバーを迎えて初めてのライブでした。初めて会うのに、グループとしての雰囲気は「一瞬しかない」そのもので、新鮮でかつ懐かしい、不思議な気持ちになりました。

「おめでとう」僕が千回言うよりも君自身の歌君を寿ぐ

その日のライブは、3日後に控えた晴後すずめさんの生誕祝いも兼ねていました。いてくれてありがとう、ここがすずめさんがいる宇宙でよかったと言う気持ちはもちろん本当ですが、そんな僕の祝福より、すずめさん自身の輝きは何倍も眩しいと思います。



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