2024年の創作まとめ

少々遅い感はあるけど、昨年の創作について振り返りたいと思う。

1.【継続】Radiotalk #お題で創作

毎週水曜にお題を決めて、一週間でなんらかの創作をして、それを音声配信アプリRadiotalkで発表すると言う企画。

お題を共有して誰でも参加できる企画としてやってるんだけど、他の人の参加は、時々ある程度。

僕自身は、短いお話(短編小説もしくはショートショート)を書いて朗読しているんだけど、三年めの2024年も、時々お休みをもらいつつ、どうにか続けることができた。

話数は昨年中で174話。
2025年も続けていきたい。

2.同人誌

同人誌を作ったり、他の方の主催による合同誌に寄稿したりして、2回の文学フリマ東京で販売した。

(1)個人誌

Radiotalk #お題で創作 で書いた作品の選集『らじおがたり』を発行してきたけど、昨年も3冊目『らじおがたり さらに』を制作することができた。
初の乱丁、やらかしちゃったけど……

(2)合同誌

Radiotalkユーザ有志による合同文芸誌『らじおことば』の弐と参を、企画、募集、編集をして制作した。(1冊目は一昨年制作)

僕自身は夢ホラー「深き淵より」を『弐』に、兄弟合体ロボットSF「第3の選択」を『参』に載せることができた。

(3)寄稿

・浜松オンライン読書会制作の同人誌『HODZINE3』に、積読ホラー探偵小説「ビブロフィリア殺人事件」を寄稿した。

・水平線短編大賞(後述)応募作品として、水平線文庫発行の『水平線 vol.1』に、短編「いつか見た海」を載せていただいた。


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3.個人主催の賞など

(1)空色杯

WEB小説や創作に関する配信をしているVTuberの天野蒼空さんの主催による「空色杯」に、第13回〜第16回の4回に渡り作品を提出。第13回のみ500文字未満の部と500文字以上の部の両方に出し、以降は500文字以上の部のみ。
提出作品は以下の通り。

第13回 500文字以上の部

同、500文字未満の部

第14回500文字以上の部

第15回500文字以上の部

第16回500文字以上の部

今の所無冠ではあるけど、良い経験をさせてもらっていると思う。

(2)水平線短編大賞

うみべひろたさんによる水平線短編対象に短編「いつかみた海」を提出した(2-2参照)。
限られた字数の中にドラマを展開するためにカットバックを多用した構成を選択し、それなりの効果をあげられたと思う。頃合いを見てnoteでも公開するつもり。

(3)アポカリプス賞

サークルMt.Sea主催のアポカリプス賞に「巨大な光の反対のものが全てを絶滅する」を提出。

今年に入ってからの審査で、奨励賞をいただいた。
とても励みになる結果だった。

4.音声配信関連

ひやむぎさんによるライブ配信企画参加のために台本「雪景」を書き、声劇として公開した。

同じく、あーちゃんさんの企画用に「プロローグ」を書き、こちらはお任せで声劇にしていただいた。

やはり自分の主な活動場所は「小説」だなとは思いつつ、とても刺激になる経験だった。こちらも機会があるかぎり続けていきたい。

一方、自分でRadiotalkで朗読するために書いた短編小説「Birthday」は、その後大幅に加筆してnoteで公開中。

5.短歌

浜松オンライン読書会や推しのアイドル関連で少しずつ短歌を詠んではいたのだけど、昨年は短歌SNS「57577」との出会により、より積極的に短歌と関わるようになった。

6.その他

エブリスタで随分前に一気に途中まで書いた後ほとんど放置していた「雪の中で、君と会う」を完結させた。


3-1で言及した、空色杯主催の天野蒼空さんを知り、空色杯以外にも、その配信活動、わけても進捗発表会などを通して、創作へのモチベーションを維持できた。天野さんご本人だけではなく、周囲の人たちとの交流を通しても、多くの刺激をもらい創作に活かしてこれた。

もちろん、浜松オンライン読書会創作部の方々や、Radiotalkで知り合った方々からも、引き続き多くの刺激や励まし、応援、協力などをいただいた。

創作というのは究極的には非常に孤独な作業だと思う。一人の自分に向き合えないと創作なんかできない、という部分は、間違いなくある。

けれども、ふと振り返った時や作業から離れた時などに、そこに誰かがいてくれることは、再び孤独の中に沈潜していくための力をくれるのだな、ということを、かつてないほど実感させられる1年だった。

皆様に感謝を。これからもよろしくお願いします。




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